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カレーですよ4303(本所吾妻橋 ニューラホール本所吾妻橋店)途中下車。

気まぐれにバスを使っての帰り道。
銀座から東京スカイツリーに向かうバスは結構な乗車率。雨の日伸ばすというのはちょっと独特な空気感がある。

カレーですよ。

歌舞伎座を越え、勝鬨橋を渡り、豊洲、枝川、木場と進む。錦糸町を通るつもりでいたが、路線が違った様子。

急に思い立って本所吾妻橋でバスを降りた。バス停前にあるのが、

「ニューラホール」

だ。そう、もともとはラホールだったはずだ。いや、いまもそうだ。
が、看板にラホールの名前のパワーは、ない。

木の看板が小さくラホールであることを主張するが、店頭の大きな行灯には「キッチン&カレー」の主張が強く出ており、ラホールのあのキャラクターの子供は端の方にすまなそうに小さくなって描かれている。どうやら洋定食をメインにする方向に舵を切ったようだ。

とはいえあの黒くて辛い、一部カレー好きの間では「庶民のカシミール」と呼ばれているブラックカレーもメニューに載る。(そんなに値段変わらないと思うがニュアンスはわかる)が、ここにもこの店だけのカラーが。ブラックカレーという呼び名が見当たらない。どうやらインドカレーの極辛口というポジションに吸収された様子。
たどり着くには造作もないが、あの名前がないのはちと寂しい感もある。

さあ、注文。

「ハンバーグカレーをインドカレー極辛」

でお願いします。

きたきた、例の黒いカレー。辛いのだ、これが。なかなかに手強いのである。そして、それがいい。

お腹が温まる感じがいつものラホールのブラックを感じさせてくれる。ハンバーグも古い素朴なスタイルでとても好み。優しい味で舌の休憩場所としてありがたい存在感。とても、よい。
こういうキャラクターのカレーに福神漬けとらっきょうというのもまたいいのだ。ラホール独特のスタイルというものがある。ちょっと忘れ難い。

ちょっと失敗したのが、定食類にちょっぴりのエクストラチャージでカレーソースをつけるというメニューがあることを後で気がついたこと。次回の宿題ができた。
そうなのだ、洋定食類も魅力的なメニューが多くて選ぶときにちょっと困っていた。救済策があった。覚えておこう。

さて、外に出れば冷たい風が強く吹いてる。錦糸町まで歩こうかと思ったが、それは中止。バスを待とう。
お腹は温まったがこの寒さでは錦糸町まではもたないかもしれない。

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