【詩】Another side

叶わぬ夢　自分を責めて　街をひとり歩く

小さな公園　ストリート・ダンサー　弾く（はじく）ステップ見た

何度も何度も　彼はステップ踏む

トライ、アゲイン　トライ、アゲイン　　上手く出来るまで

そうさ　何度も　やり直したっていい

そうさ　誰にも　渡したくない夢

あきらめない　前へゆけ　手を伸ばせ

未来の自分を起こせ

すべてを手に入れることだけが　シアワセじゃない

たったひとつの大切なもの　知ることがすべて

いつもひとりで　ソラに問いかけてた

そうさ　答えは　ソラの向こうにはない

そうさ　答えは　ココロの隅にある

まだ見えぬ　道をゆけ　迷わずに

未来へ自分を繋げ

そうさ　この手で　掴んで離せない

そうさ　もう一度　語れる夢を追え

明日は　もう一歩　前にいる

大事な　あなたに　会えるまで

あきらめない　前へゆけ　手を伸ばせ

未来の　Another side

☆☆作品ミニ解説とおしゃべり☆☆

この作品はバンドヴォーカルの友人の依頼で先にあったメロディに詩をのせたものです。

詩のイメージとして夢をあきらめない、何度もやり直してもいい、というエールソングのような内容がいいとのことだったので、我々世代（ザ・ベストテン世代）よりずっと年下の10代後半から20代へ向けることを意識してお説教っぽくならないかなーと心配しつつ笑、ややストレートな言葉を選びました。

この主人公はあきらめずに何度繰り返すダンサーのステップに刺激を受けました。夢に向かって行動を起こすことって実はホントに小さなキッカケだったり言葉だったりしますよね。そしてもちろん諦めるキッカケもそうなんですが…。

後半で出てくる「大事なあなた」は家族、恋人、友人、そして「夢を叶えた未来の自分」「Another sideの自分」でもあります。

約一年前に書いて進めていたプロジェクトでしたが、コロナ禍で友人のバンドもライブがまだできない状況で、私も完成形が聞けていないのは残念なんですがこちらに書かせていただきました。

noteに関わっておられるクリエイターの皆様もたくさんのAnother sideを持っておられてステキですね。

©︎ 2020 松本アニー

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