【詩】グラスの氷はとけてしまった
グラスの氷はとけてしまった
二人の笑顔が消えるように
アイスカフェ・ラテは飲み干され
甘さは思い出の片すみへ
僕らのすれ違いのはじまりが
まだ 見つからないんだ
それでも明日が来たら
僕のとなりに君はいない
甘さは思い出の片すみへ
グラスの氷はとけてしまった
私のこの手を離さないで
何度も笑顔で君は言った
部屋にいても空の下でも
僕は君だけを見つめていた
僕らのすれ違いのはじまりが
まだ 見つからないんだ
それでも夜が来たら
僕のとなりに誰もいない
僕は君だけを見つめていた
グラスの氷はとけてしまった
☆☆ミニ作品解説とおしゃべり☆☆
これを書いているのは7月の終わりですが、暑い日が続いていますね。
この詩はカフェに行ってアイスのカフェ・ラテを飲んだときに
降ってきたものです☆
この詞のような経験はありませんが笑、私の好きな世界観です。
いや、でもちょっと切なすぎる終わり方かな…。
©︎ 2021 松本アニー
サポートいただけましたら詩(エッセイ)作品集の出版費用の一部として使用させていただきます★ どうぞよろしくお願いします。