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50代ゴルフ初心者のゴルフ場探訪記②Woburn G.C.~渋野日向子全英女子オープン制覇のゴルフ場~

日本でゴルフ練習を始めてから1年半後に急遽仕事でイギリス赴任が決まり、初心者ながらゴルフ発祥の国イギリスでゴルフを2年間楽しむことができました。

幸運にも初心者ながら渋野日向子選手が全英女子オープンを制したWoburn G.C.に全英女子オープン前と後の2回仕事関係でイギリス人達とラウンドすることができました。

少し間が空いてしまいましたが、コロナ禍で当面海外に行くことがないと思いますのでブログ風にnoteでも配信していく予定の初心者目線の探訪記として残しておきたいと思います。下記ホームページにも追加していきます。

2回目の探訪日は2019年11月のコロナ流行の少し前になります。

クラブハウスとドライビングレンジ

名門コースらしいクラブハウスで受付してロッカーで着替えました。日本の名門コースのクラブハウスとそれほど変わらないと思います。日本のゴルフ場は大きな風呂がついていますが、イギリスのゴルフ場は基本的に風呂がついていません。Woburn G.C.も風呂はありません。

※私が知っている中ではBuckinghamshireG.C.は日本より小さめの風呂がついています。

クラブハウスには日本でも買える渋野日向子選手の全英女子オープン優勝時の写真が飾ってあります。日本人として誇らしかったですし、私の訪問日はアジア人がほとんどいなかったですが、ゴルフ場でも肩身の狭い思いをすることがなかったです。

ドライビングレンジは打ち放題で無料です。特に受付がないのでラウンドしなくてもドライビングレンジだけの利用も可なのかもしれません。さすが名門クラブです。

カート

日本のゴルフ場では4〜5人乗りのカートですが、イギリスでは手引きカートが主流です。イギリスでは日本でいうカートをバギーといいます。イギリスの駐在員はほぼ全員赴任直後に自分で手引きカートを購入します。(カートは現地購入ですが日本メーカーダンロップ製です。)

今回も自分の手引きカートは持ってきましたが、一緒にラウンドするイギリス人の勧めで、電動カートを借りることにしました。バギーもありましたが、カートで歩きながらのラウンドの方がよりゴルフ場を楽しめるのと、アップダウンが日本やパブリックコースと比較して激しいので電動カートを借りた方が楽ということからです。

日本でも千葉市民ゴルフ場は手引きカートでイギリスに近い雰囲気があります。

コースレポート

非常にもったいない話ですが、コースの楽しさを実感できる技術レベルに達していなかったので、コースの良さを実感しきれなかったです。整備と景観は素晴らしかったですが、この点は日本の名門コースも負けていないという印象です。

コースが日本のコースより長く、パー5ではなかなかグリーンまでたどり着かなかったと感じました。一緒にラウンドしたイギリス人たちはあまりうまくはないのですが、ドライバー300ヤード位飛ばしていました。つられてドライバーはいつもより思いっきり打ちました。日本よりコースが広いのとスコアーを気にせず楽しもうと決めていたので気持ち良くプレーできて良かったです。

ラフは日本より深いのですが、夏の全英女子オープンのときや同じイギリスの日本人に人気のBuckinghamshireG.C.よりは浅く、やりにくさはそれほどでもなかったです。

もちろん、初心者救済ルールの前進特設ティーはありません。

キャディーは付けれないと思います。(つけている人を見かけませんでした。)今回は私がゲストなので、気楽に同行者にゴルフ英語を教わりながらラウンドしましたのでそれが楽しかったです。

スループレーと薄暮プレー

イギリスのプレースタイルは名門であろうとスループレーです。疲れた場合は順番を後続に譲り、9Hで短時間でビール一杯飲んでから後半を回る等している人はいますが、日本の様に9H終了後にゆっくりランチを楽しむようなことはしません。終わって着替えてから食事する人達はいます。名門コースでも高級レストランだけでなくパブでハンバーガーやフィッシュ&チップスを食べる人の方が多いです。

日本でも夕方からラウンドする薄暮プレーがありますが、イギリスの方が盛んだと思います。夏は夜9時半まで明るいので、3時頃からラウンドし始める人達もいます。

ゴルフ用品

イギリス(スコットラウンド)が近代ゴルフ発祥の地ということになっていて、確かにゴルフは盛んなのですが、イギリス製のゴルフ用品は見かけませんでした。クラブハウスでゴルフ用品を売っていますが、アメリカメーカーが多いです。記念にゴルフ場の名前入りゴルフウウェアを購入したくらいで、むしろ日本メーカーブランドのゴルフ用品の方が見かけるくらいでした。

最後に

書き始めて感じましたが、渋野日向子の全英女子オープン直後に訪問できたという感動がゴルフ場そのものの感動を上回ったというのが正直な感想です。

ヒースロー空港から車を借りれば複数のゴルフ場に日帰りで行けます。日本からも予約できると思いますので、コロナ禍があけてイギリス旅行に行く機会があれば日程の中にゴルフを組み込むのも楽しいと思います。

※観光地になっているセントアンドリューはプレーヤーよりも観光客が多く恥ずかしいので初心者はやめておいた方が無難です。

このゴルフ場行く前がこんな感じでした。


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