【サイボーグ】
手術から2日経ち、陰洗時間に導尿のバルーンを引っこ抜いてもらい。完全におむつ生活に戻る。
導尿は、勝手にバルーンに溜まるから楽ちんなんだけど膀胱の機能が衰えるとのことで早く抜きたかった。
骨折の方も無事にサイボーグ?となり、おむつ交換時に転がされる際の激痛も消えた。
相変わらず便秘も3日に1度、夜ピコ舐めて朝食後に浣腸をして出す。ルーティンになった。
この頃になると、おむつも普通になってきた。
病院の調教は、恐ろしい。
術後から喉の調子がすこぶる悪い。喉を焼かれたような痛さだ。
挿管されると非常に辛い事が分かった。この違和感と痛みは2週間ぐらい続いた。
術後のレントゲンを撮りにストレッチャーで1階に降りたが絶叫も無くなった。ありがたいことである。
日中の担当ナースは、とても仲良くなったナースだった。
バイタルを測りに来る際に、ラップトップが付いたカートを押してきて電子カルテに記入する。
僕は、サイボーグの足が気になっていた。
ナースにレントゲンの写真は、それで見られるのと聞くと見せてくれた。
「記念に写メしても良い?」と聞くと僕のスマホで撮ってくれた。
見てビックリ!凄いボルトの数である。
本当に、自分の足なのか?
少し怖さもある。
このプレートやボルトは抜く予定はない。
死ぬまでの付き合いとなる予定だ。
つづく
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