3月31日 ②

 自分の中の問題解決を目指して、毎日何かしら調べ、咀嚼に努めている。
 昨日から調べているのは、就職氷河期世代について。自身も当事者だ。
 頷きたくなる情報が圧倒的に多い一方で、“アンチ”とはこういう人達のことをいうのか…と、実感させられるような情報も一定数入って来る。正直、心がずたずたになるほど打ちのめされた。「悲しい」という以外、言葉がない。
 我々はクズで、社会のお荷物。目の上のたんこぶらしい。
 社会的地位に登れずにいるのは自己責任で、自業自得なのだそうだ。
 確かに、少ない友人たちの様子を見ていると、私は人生を上手く操ることが出来なかったのだと悟ることが多い。仕事に拘らず、結婚や出産、子育てで人生を歩む、専業主婦という道もあったのかも知れない。結果的にそういった岐路に立たされなかったから今、ここに一人で、しかも定職にも就けずにいるのだが、何もしていなかったのか?と問われれば、そんなわけないのである。
 勝ち負けで言われれば、確かに、完全に人生で負けていると自分でも思う。
 では死ねば、世の中のお荷物ではなくなるというのだろうか?
 世の中って一体何なのだろう。唯々苦しい。

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