7月28日

 例の登録センターから再度電話あり。またも留守電だったが、今度はすぐにかけ直す。想像していた通りだったのは、仕事の紹介ではなかったことだ。現状の確認だけで、その先があるわけではなかった。
 登録者を洗いざらい、今後使えるか否か、整理しているのだろう。相変わらず募集をかけているのは知っている。こんな実にならないセンターに、拘っている人は少ないのかも知れない。そもそも私こそ、既に登録期限を過ぎた人間なのだ。期待できなければ手を放す。そんな人の方が圧倒的に多いだろう。
 それにしても、前回折り返し、現状を伝えたにも関わらず、伝言は伝わっていなかったらしい。報連相の行き届いていない職場のようだ。それとも報連相したくないくらい、人間関係が悪いとか…?
 昨日、今月以降の国民年金の減免申請に、不承認を知らせる葉書が届いたので、朝から問い合わせに四苦八苦した。指定の電話番号はコールセンターだったらしく、指示通り番号を押して指定の場所に繋がったはずなのに、同じ番号に再びかけ直すように言われた。コールセンターの指示する番号を二回押し、担当者に繋げる。そこへ行きつくまでに、携帯電話の無料通話枠を越してしまった。
 担当者に繋がった後、更に待たされそうだったので、通話料の件を伝えると、かけ直してくれた。減免措置の一件も見直しの余地がありそうで、再度申請書を出し直し、更に一ヶ月ほどかかるようである。
 進展がないのは自分のせいだろうか…。生きるために、したくない仕事でもした方が良いような強迫観念を感じて、圧し潰されそうになる。
 明け方見た夢には、昔、職場で一緒だった人たちが出て来た。もう二度としたくない仕事、戻りたくない職場である。不愉快で、まさに悪夢だった。しかし、戻らなければ仕事なんて見つからないのではないかと、天から脅迫されているような気分になった。
 きっと脅迫しているのは天ではない。社会的義務を全うできない規範を目の当たりにし、最低限、この国の国民として果たすべき義務も果たせずに、逃げたくて仕方がない自分を諫める、私自身だ。
 ある人が、自分の使命について書いていた。それも偶然、今日である。
 自分の使命について考える。修行を卒業して、好きなことだけで生きて行く。そこに辿り着きたくて動いているのに、私はまだ、修行を経験しなければなかないのかと思うと、生きて行く気力が萎え行く。
 自分の使命がわからない。本当は多分わかっているのに、一度手放したせいで、縁が途絶えたのだ。手放したのは理由があったからで、無理をして続ければ、それもまた、自分に嘘をつくことになったからである。
 流れに身を任せるしかない。その人は書いていた。私は流れに…身を任せているのだろうか?それとも刃向かっているのだろうか?そのどちらでもないのだろうか?それすらもわからない。
 今日は朝から暑すぎる。作業の途中で一度座ったら、段取りを取り戻せなくて、気分が悪くなった。
 休息の時かも知れない。

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