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なぜトレードで勝てないのか、その根本原因を考えてみた

数は多くないですが、定期的に何人の方に「利益が残るようになってきた」「最高月収を出せた」という嬉しいコメントやDMをいただきますが、その反面勝てない人も多いのがこの職種。

それもそのはず、僕の手法、考え方や感覚的な部分まで他の人が完璧にコピーするのは不可能なので、全ての人が勝てるようになるというふざけた話は僕はしません。

勝てない人が9割。勝つ人が1割。それはたとえこの記事をお読みの方の中で割合を算出してもそうなるはずです。トレードで勝つのは簡単ではない。

僕は基本的に記事の上では何も隠すことなく本音で書いているのですが、それでもそれを受け取る人の取り組み方によってやはり成長度合いは変わってきます。

とか言って、勝てない理由をトレーダー本人のせいにしてしまうのは簡単なのですが、僕真剣に考えてみたんですね。

何年かかっても成績が改善しないトレーダーとすぐに勝てるようになるトレーダー。なぜここまでも成績に差が出るのか。

この部分を今回は本気で考えていきたいと思います。

今日はいつも以上に皆さんの耳に痛いかもしれない僕の本音をズバズバ言います。

先にお断りしておきます。

それでは早速本編に参りましょう。







そもそもHansはどんな初心者時代を送っていたのか


僕がリアルトレードを始めたのは、2020年の1月か2月ごろ。コロナショック相場真っ只中だったと言うのはこれまでも何回もお話しさせていただいてます。

ですが実はトレードの勉強時代はこれよりももっと前から行っており、主に現物株の勉強をしていました。それからFXの利点を学び、次第にFXでの専業トレーダーを目指す方向に傾倒していきました。

なので数え始める時期によって僕がトレード歴何年かというご質問に対する答えは変わってしまいますが、その時期にラリーウィリアムズや及川師匠の書籍に出会い、

トレードとはどういうものなのか

を深く知ることになります。その後もデモトレードなどを繰り返し、上記の時期にFXのリアルトレードに手を触れます。




リアルトレードを始めた頃の僕はどんなトレーダーだったのか、

少なくとも早咲きと呼ばれる、いわゆる才能あふれるトレーダーではありませんでした。

今や新規でトレードに参入している人は非常に多いですから、コロナショックの頃のSNSがどんな雰囲気だったのかをご存知でない方もいらっしゃるかと思いますが、

はっきり言って異常でした。今とは比べ物にならないぐらい勝ちトレーダーで溢れていて、僕の何倍も稼ぐ人は何人もいました。

今となればそれはただ単にコロナショックの狂ボラによって難易度の下がった相場だったから勝っている人がたくさんいたという当たり前の状態だったんですが、

今思うと、あの相場にしては僕は特別利殖スピードが速いわけではなかったです。

僕は一番最初、100万円の資金でトレードを始め、4月末ごろまででそれを700万円強まで増やしたのを覚えてますが、それをその後のロンドンフィックスのポンド円ぶちあげにナンピンして、資金が一夜にして100万円切るというとんでもない大損トレードをしていました。

2.3ヶ月で7倍というと早いと思うかもしれませんが、あの当時はAUD系は1日で500から1000pips動くとかいう、ちょっともう理解に苦しむくらいの高ボラで、適当に順張りしていれば誰でも勝率高く、値幅も稼げてしまうとかいう相場だったので、そこまで良い数値ではないです。

加えてそんな相場下で大損しているので、技術的に未熟だったのは疑いの余地はありません。

たまに数ヶ月で堅実で賢いトレードを身につけるほんと天才肌のトレーダーっていますが、僕は全くと言っていいほどそんなトレードはできていませんでした。








トレーダーとしての転機


その4月のロンドンフィックスの大負けを経験した後、精神的にきつかったので数ヶ月休んで、7月ごろだったかな?もう昔のことすぎて正確な時期は忘れましたが、夏頃にリアルトレードを再開しました。

で、その大負けを教訓に成長したと思いますよね??

ところがどっこい。その後も普通に数百万単位の負けを繰り返してました。

その感じが2020年はずっと続いていたと思いますね。増やしては減らしの繰り返しで、なんとか相場のおかげで増えていたと言った感じです。


この頃もまだコロナショックのボラの高さの名残がありましたし、なによりイギリスのEU問題で毎日20時に政府系の重要発言で毎回この時間に急騰急落するとかいう今後2度とお目にかかれないレベルのボーナス相場だったので、結局のところボーナス相場だったのですが、それでも成績が不安定でしたね。

どっちつかずな不安定な成績を辿り、それでもボーナス相場のおかげで一応法人化を考えられる金額にはなり、2021年から法人口座でのトレードをスタートしました。

ちなみになんですが法人化と言っても成績は不安定なままだったので、今思うとまだトレーダーと言えるようなレベルのものではなかったですね。

本気で思うのですが、よくあの時に全損しなかったなと。これもひとえに相場のおかげです。技術的に優れていたわけではありません。




てなわけで、「専業トレーダーごっこ」を2021年から始めたわけですが、同時期に大学の中退をしていました。正直卒業しておけばよかったなあと今は思いますが、

この時、一番自分が成長した時期だと思います。

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