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カナタナタ
2019年4月15日 03:26
電車太陽の照らす町生活手、その指先朝遠くをかすませるもや汚れた足鈴の音が聞こえる案外チリンとは鳴らずにコロコロとかトボトボとかテーンとかそれから色色な音のように鈴の音が聞こえる遠くの爆弾電車時折ひびく窓辺手元のノートがめくれる風で飛んだ消しカス足元を冷やす風差し込むひかり鈴の音が聞こえる案外チリンとは鳴らずにグワングワンとかキラキラとかそれから色色な
2019年4月1日 14:01
私がはじめて編んだ詩集のタイトルは「道路の少年」という。その序文には「道路の少年」というタイトルが意味するところが書かれている。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 道路には少年がいる。それはいつの時代も変わらない。道路にいる少年は、道路に見えないものを見る。それは地獄のマグマだろうか、アマゾンの鰐だろうか。屹度、そこには何かが蠢いている。そしてそれは本当