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お線香とかキャベツとか竹野内とか

来月は父の十三回忌。法要の際には決まって仏壇用に「銘香 芝山」を一箱携えて帰る。誰に頼まれたわけでもなく、誰に求められているわけでもなく、ただ自己満足のために。これがないと法要が締まらないと思っている節さえある。ちょっと贅沢で特別な祈りの香り「銘香 芝山」。

幼い日に駆け上がった小高い丘、野の草茂る近くの里山。
季節の移ろいは、そんな身近な自然でも感じることができました。
「芝山」は、懐かしくそして深い想いを穏やかな香りに託したお線香です。
春の野山を彩る芝桜のはんなりとした風情を漂わせる白檀とフローラルのゆかしい香りです。
白檀をベースに龍脳、桂皮、安息香などの生薬を加え伝統的で重厚感のある香りにしました。
トップノート(または上匂い)のホワイトフローラルがとても爽やかです。
伝統的な香りであっても新しい感覚のバランスのとれた香りに仕上がっています。

日本香堂 オンラインショップ

お香にはまって香ぎゃらりぃの店舗に足繁く通っていた時に出会った「銘香 芝山」。お香として使う人もいるくらい人気のある香りなのだとか。決して奇をてらったものではなく王道ともいえる「線香の香り」なのだけれど、すーっと心を鎮めるこの香りが鼻先をかすめるたびに「さすが、銘香 芝山!」「よ、銘香 芝山!」「いいぞ、銘香 芝山!」と芝山推しが止まらない。

同じ日本香堂の花風シリーズ「蓮花」も好きな香り。こちらは実際にお香として使っていたこともあるくらいに中毒性が高い。わたしのお香ブームが過ぎ去って久しいので「蓮花」の香りが今とても恋しい。

「銘香 芝山」とは対照的な瑞々しくて可憐な香り。強い香りではなく、すっと香ってすっと引いていく儚さが線香としての立場をわきまえていて非常に好感が持てる。ずっと友達でいて欲しい。芝山とも仲良くして欲しい。

そして、哀悼の気持ちを伝える贈答用には「月夜のうさぎ」と決めている。

最初に贈ったのは6年前のちょうど今頃、友人のご家族の訃報に接して。葬儀が終わった後に「しっかり見送ってきたよ」と連絡を受けて、突然のことにかける言葉も見つからず。気丈にふるまう友人に何とかお悔みの気持ちを伝える方法がないかと探して見つけた「月夜のうさぎ」、デザインとメッセージが伝えたい想いにぴったりだった。その後も何度か利用した。訃報を受けてその都度ざわざわした気持ちで「あーでもない、こうでもない」と慌てて対応を考えるよりも、これといったものを決めておくと落ち着いて後悔のない対応ができるので安心。以前は桐箱ではなくて化粧箱を選んだように記憶しているのだけれども、今は桐箱しかないのだろうか。桐箱は見映えはいいけれど、箱の処分を面倒に思われることがあるかもしれないとちらりと思ってしまったけれども、このことは考えないでおこう。哀悼の気持ちを伝えるのは「月夜のうさぎ」、これまでも、これからも。

一時期は一玉400円なんていう時期もあってとても手を出せなかったキャベツの値段が落ち着いてきた。キャベツは半分に切られたものよりも俄然丸々としたそのままの状態の方が購買欲をそそられる。そして暑い時期になると食べたくなるのがキャベツと生姜のお浸し。山ほど作って冷蔵庫にストックしておくと救われる気持ちになる。

あとは、みょうがとハムの塩奴。これも夏の定番。いくらでも食べられる。塩奴だけでなく、茹でたキャベツと和えても美味しいそうなので、今年は絶対にやる。キャベツを主食にしてこの夏を乗り越えたい。

一番好きな竹野内は『BOSS』の野立信次郎で間違いないのだけれど、二番目に好きな竹野内はと問われるといつも答えに窮していた。どの竹野内もいいから。長いこと迷い続けて、ついに二番目に好きな竹野内が決まった。『グッドパートナー 無敵の弁護士』の咲坂健人だ。

主演 竹野内豊、松雪泰子の元夫婦の最強コンビ
スタイリッシュな法務&ホームドラマ、誕生…!

ロー・ファーム『神宮寺法律事務所』のパートナー弁護士――しかも元夫婦である男女を竹野内豊と松雪泰子が演じます。連続ドラマでは初めての共演、そして初めての夫婦役(元、ですが)に挑むふたり。弁護士としてライバル同士でもあるふたりは、依頼案件に関して理路整然と法律論を戦わせることもしばしば…。しかしひとたび話が脱線してしまうと、冷静さを失い、途端にお互いのことを「パパ」「ママ」と呼び合って、痴話ゲンカのような争いを始めてしまいます。

ときに笑って泣けて、ラストにはスカッと爽快な気分でドラマを見終えられる――今作は弁護士ドラマの決定打となること、間違いなし! 新たなヒーローの誕生をお見逃しなく…!

テレビ朝日

どうしてこのドラマのことをすっかり忘れていたんだろう。『BOSS』の野立に迫るほどいい竹野内だった。松雪さんとのツーショットは夢かと思うほどに眼福だったし、賀来賢人や山崎育三郎の渾身の白目なども拝めて、かなりお得感の高いドラマだった。FODだったかアマプラだったかTverだったかで3月頃に観たのだけれど、やっと余韻が落ち着いたのでここに書き留めておきます。

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