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何度でも読み返したいnote1

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何度でも読み返したいnoteの備忘録です。 100作品たまったので、何度でも読み返したいnote2を作りました。
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人間は空の上でコンソメスープを飲める日が来るんだよって、1000年前の人に言ったらなんて返ってくるんだろう

飛行機の機内で飲むコンソメスープが、他のどのコンソメスープよりも好きだ。 初めて飲んだ時まだ私は小さかった。飛行機爆酔いの果てにCAさんに勧めていただくまま飲んで、染み渡るような優しい暖かさと少し強めの塩分でみるみる元気になったのがきっかけだったと思う。以来コンソメスープというものをとても好きになった。 なんならスーパーでJALのコンソメスープを買って家で飲んでたこともあった。が、やはり身動きの取りづらい機内で紙コップからいただくあのコンソメスープがことのほか美味しく感じ

チャーハンのようなものに、わたしはなりたい。

「今日のしょうチャン、おいしかったなあ」 わたしが小学生のころ、土曜日のお昼過ぎによく交わされていた会話だ。 平日の月曜日から金曜日まで、小学校では給食が提供されていたのだけれど、土曜日は12時頃までの授業で終了し、お昼ごはんは自宅で食べることになっていた。 学校から走って帰って、息を切らせながらテレビをつける。土曜日のお昼は吉本新喜劇を見ながらお昼ごはんを食べるのが常だった。 母親が準備してくれていたお昼ごはんのレパートリーはいくつかあったけれど、俄然しょうゆチャー

5本で100円の泥ネギを食べまくった冬がもうすぐ終わろうとしている

旬のものを使って自炊をするという行為の贅沢さったらない。今この季節が最も栄養価の高い食べ物と今この瞬間のわたしの人生を捧げて、健やかな未来を静かに願う儀式をしているような気がするのだ。ほとんど毎日のように料理をするが、何のためと改めて聞かれたとしたら「空腹を満たすため」というよりも「未来への祈り」だと答える気がする。 前置きが長くなってしまったが、この冬は信じられない量のネギをたくさん料理して食べた話がしたかったのだ。 今年の冬は長ネギが豊作だったそうで、おかげさまで本当

お酒フレンドリーになった結果おせちの真価を知ってしまった

あけましておめでとうございます! いままでで一番のんびりした年末年始。仕事の積み残しもなく、遠出もせず、買い出しもそこそこ。もうなーーーんにもない。というフクフクとしたお正月を過ごした。サイコー! 今年もいっぱい食べてたくさん笑って元気に書いたり作ったりする年にしていこうと思います。 と宣言するまでもなくいっぱい食べているけど、 今年のお正月はおせちの良さみを改めて感じられたのも良かった。というのも、今年は日本酒と一緒に味わったのだ。 去る年の瀬に用があって新潟の方に出向