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【現代詩】冬日向をあびて

寒風が肌にしみるけど
水色空に魅せられて
白く光ったお日様の
ぬくもり感じてみたくなる

笑顔で駆けた真夏の海
ふたりで仰いだまばゆい陽
あなたのいないわたしは今
冬日向をあびているの

秋の日差しのカフェテラス
さよなら告げたのはわたし
木枯らしと共に去っていった
あなたとの淡い思い出

なのにあなたも見てるかしらと
ひとりでぼんやり見上げる空
あなたのいないわたしは今
冬日向をあびているの

忘れようにも忘れられない
もう戻ることのない時を
あなたのいないわたしは今
冬日向をあびているの



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