【現代詩】桜の花が咲くときは 49 羽野京栄 2021年3月25日 20:18 扉の向こうへ足どり軽く春風があたたかく迎えるとき今年もそう 桜の花が咲く薄日でもまぶしい光を照らす道行く人の瞳きらめき小鳥があたたかくさえずるとき今年もそう 桜の花が咲く舗道にのどやかな若草ゆらすつれない冬の日を越えて真白なページをめくるとき今年もそう 桜の花が咲く過ぎゆく季節に想いをのこすいま辛苦にふける日々とぼんやりためいきもらすとき今年もそう 桜の花が咲く耐えた歳月静かにいやす ダウンロード copy この記事が参加している募集 桜前線レポート 3,655件 #note初心者 #現代詩 #桜 #あたらしい自分へ #風の時代 #作詞 #作家 #桜前線レポート #作詞家 #春の歌 49 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート