飯能で見つけた生き物「トビ」 No.78
みなさんおはようございます。日々ブログのネタを探している飯能高校 探求部員たっちゃんです。
今日お話するのは以前「飯能で見かけた夏の鳥、ツバメ」という記事に出てきたトビについてお話していきたいと思います。
分類
トビは鳥類、鷹目、タカ科という鷹の仲間です。そして猛禽類という
肉食の鳥です。
全長59cmから70cmで、カラスより大きいです。
翼開長は150cmです。
ワシや鷹も同じ種なので、どれがどれだかややこしいですね。
そんなトビの見分け方は実は単純です。それは大きさと鳴き声です。
簡単に図に表すとこんな感じです。
「よく見たら違うぞ」ってなりますね。まあ、大きさと鳴き声以外さほど違いはありませんね。説明が下手ですみません。
生態
上昇気流を利用して輪をえがくようにトビは飛びます。ほぼ滑空している状態なので、羽ばたくことはあまりありません。
視力はすごく優れているので、高いところを飛んでいても獲物を見つけられます。
飛んでいるとき、カラスと争うことがあるそうです。なぜならトビとカラスは食生活が同じだからです。食性は基本的に腐肉食者で、ハゲワシと同じです。カラスもそうです。
動物や魚の死骸を食べます。その一方で、カエル、トカゲ、ネズミ、ヘビ、魚など生きた小動物も食べます。
市街地では生ゴミなども食べているそうです。
彼らはご飯を確保しやすいところや上昇気流が発生しやすい所
に集まります。
また、ねぐらなどでは集団で群れを作って寝ることがあります。
人との関わり
警戒心が強いので、あまり人間に近寄らないです。しかし、
トビが入っていることわざやお話はいっぱいありますよね。
例えば
「トンビが鷹を生む」(平凡な家族が優秀な子どもを産むこと)
や
「トンビに油揚げをさらわれる」(自分の大切にしていたものが不意に横から奪われ、呆然とする様子のこと)などがあります。
そして「トンビ」という童謡もあります。
意外とありますね。
ある日本の伝説では金色のトビが神武天皇の前に降り立ち、金色のトビから発する光で敵軍の目をくらませ神武天皇の軍隊に勝利をもたらしたと言います。
僕の前にも降りて来ないかな。
僕が思ったこと
私が飯能でトンビを見つけたのは学校で自習を終えて帰るときでした。
横断歩道を渡ろうとしたその時、「ピーヒョロロ」という鳴き声が聞こえたのです。私は一瞬で「この鳴き声はトンビだーーーーーーー」とわかりました。
そして上を見上げたらいたのです。トンビがいたのです。
飯能駅の上をグルグルまわっていました。
意外なところにいるもんだばーーーと思いました。
今日はここらへんで終わりにしたいと思います。
〜顧問のつぶやき〜
その昔、浜辺でゆで卵を食べていたところ、一瞬にして持って行かれてしまいました。
犯人はトンビです。空高い位置からの急降下の速さ。ものすごく視力が良いですね。
つい昨日、ビル周辺でカラスの鳴き声がするなと思ったら、トンビを追い払っていました。
たっちゃんの記事中にもあるように、カラスとトンビはよく争っています。
私はなぜかトンビの鳴き声が好きで、あの鳴き声を聞くとどこかで安心する節があります。なんででしょうね。
ちなみに学術上の正式名はトビだそうです。私は小さい時から周囲の人が「トンビ」と言っていたこともあって、そちらの方の呼び名が自分の中に定着してしまいました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?