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ミラノ風リゾットに迎えられ【イタリア5都市周遊#1|Milano】
2023年2月 イタリア5都市周遊 - day2
ホテルで初めてモーニングコールを取る。優雅にビッフェスタイルの朝食を楽しんでからホテルを出る。節約旅とは違う待遇にそわそわと。
朝日に照らされるミラノの街。道は広くて車線が多いのに車幅は狭くて交通量が多い。通勤ラッシュも相まって、どこか忙しない印象。都会。
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バスを降りてスカラ座へ。世界三大劇場の一つ。という割に、劇場の前の広場は小さめな印象。唐突に街中に現れる、その控えめな存在感が可愛らしい。
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朝日が眩しい。街はどこか閑散としていた。平日の朝ですから。初めて降り立つイタリアは、思っていたよりずっと(失礼)、清潔で整っていた。
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そのままヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアへ。「イタリア統一を記念して造られた都市の商業空間」だと。戦後立て直されたこともあり、煌びやかで近代的な印象が強い。真っ直ぐに伸びるアーケードとたっぷり朝日を取り込む高い天井が美しい。
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通りの中央には雄牛のモザイク画があって、急所に踵をつけて回転すると幸せになれるという伝説があるみたい。そこだけ穴があいて土が剥き出しになっていた。人間の幸せへの執念は底知れない。もちろん私ももれなく回転してきましたが。
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場所を同じくして、アーケードが交差する十字路にはPRADA本店がある。向かい側に店を構えるDiorの家賃は月6,000万円だそう。ファッションの街として名高いミラノのブランド街はさすが、格が違う。
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そのまま通りを抜けてミラノのシンボル・ドゥオモへ。世界最大級のゴシック建築。着工から400年以上の歳月をかけて1813年に完成。
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なんと言ってもその大きさと無数の尖塔が特徴的。尖塔の先まで細かく施された装飾も圧巻。咄嗟に「レゴブロックみたい」と思ってしまった自分の感性の乏しいこと。そんな私でも見飽きない、「シンボル」という言葉がよく似合う大聖堂。それぞれの尖塔には聖人が、そして最も高い尖塔には黄金のマリア像がまつられているそう。望遠レンズをもってようやく見えたマリア像がこちら。
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内部にはたくさんのステンドグラス。各都市の大聖堂に行ったけれど、ステンドグラスの色味が過去一好みだった場所。目に刺さる鮮やかさではないけれど、陽が降り注ぐとそれは美しく発色するあの感じ。統一感があって心地いい空間。主張しすぎず優しく光を取り込む窓が、室内に飾られた絵画の品を際立たせる。
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観光客で賑わう、大聖堂の前の広場。ハトのえさを売りつけて金を取るという手法は初見でした笑
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城塞で有名なスフォルツェスコ城へ。チラ見えする時計がツボ。ここでミラノの街の歴史を学ぶ。ダ・ヴィンチは最後の晩餐を描いただけじゃないらしい。街がどうやってできたのか、その変遷を辿るのは面白いし、少しでもその痕跡が見えるとその場所を知った気になれる。
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ランチには、ミラノ風リゾットとヒレカツとイタリアンビールを食す。完全にサイ◯リアに引っ張られてドリアが出てくるものと思っていたけど、サフランで味つけられたシンプルなリゾットはとても美味しかった。現地スーパーでクノールのインスタントリゾットを購入。最近、お土産はもっぱらスーパーで買うことにハマっているけれど、その中でもクノールは手軽に食文化の違いを感じられるので好き。
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ランチ後はバスでベローナへ。
To be continued…👟
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