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長女(小5)の「反抗」からわかった。全ては環境。

こんにちは。
長女(小5)が「食、親、おしつけへの反抗」があったのでそのことについて書いておきます。

最近、長女はよく友だちと遊びにいくようになってきた。
必要なものが買えるよう、お年玉の5000円を渡していた。

家のルールとして、市販のお菓子は買わないこと。
どうしても買いたい場合のために、買っていい商品はあらかじめ伝えている。

放課後、家から帰ってきてヨーコちゃんと買いもの行ってくるとでかけていった。それが2日つづき。

ご飯の時間になって、いざご飯を一口食べたとき、
「お腹いたい。」とご飯を食べずに横になった。
「うぅ!!」

落ち着いて、食べたくなったらおいで。

結局、長女は横になってご飯を食べなかった。
晩ごはんの片付けをしているとき。長女が外で何かを買って食べたことに気がついた。

何を食べたんや?

「、、、、、、。」

だから、何を食べたんや?

「、、、、、、。」

この時にヤジウマたち(次女、三女、旦那)が集まってきた。

わたしが怒っているオーラがバンバン出ているから、長女はしゃべれない。

「なんで変なもの食べたって分かるん?」と旦那がはいってくる。

だって今日はおやつも食べずに遊びにいって、
晩ごはんもおなか痛いから食べないってありえへんから。

長女はよく食べる。赤ちゃんの時から母乳もガブガブ飲みまくり、
離乳食も食べまくり、勢いは止まらずそのまま小学生になった。
とにかく食べることが大好き。
そんな彼女なのだから。

何を買って食べたん?旦那がこっそり長女に聞いた。

それを聞いた旦那が、何食べたか聞かないほうがいいで笑。
と言ってきた。

、、、、。ほんま、ただの野次馬やん。

自然なもの食べようぜ!加工食品は食べものじゃないぜ!
と思っているわたしは都会生活を呪いたくなった。

長女は友達と一緒に買いものにいき、お金をつかう楽しさを知ったのだ。
母親や誰かから決められたものじゃなく、
自分で選ぶということを長女はしたいのだろう。

わかる。でも、、、
そう頭の中でぐるぐると考えていたら、

長女が泣きながら暴言を吐きまくり、キレてきた。
「三女(小一)を連れて出ていく!」と言い出し、

姉ちゃん想いの三女も長女についていく用意をはじめた。

三女を連れていかれるのだけは、やめてほしい。

さすがにヤバイと思った旦那がフォローを入れたが、

「うるさいねん!パパだって体に良くないもの食べてるくせに!」
「自分だってしてるやろ!黙って!」

子どもはよーくよーく見ております。
旦那は、娘に返す言葉がなくその場から逃げていった。


そして冷静になって考えてみた。

子どもたちは親に、こうしろあーしろと言われる。
学校でもこうしなさいと言われ。
自分で何かを判断して決めることが、
実際はどれくらいできているのだろう。
学校に行く時間も、何を学ぶのか、時間割も決まってる。
授業中に「自由に考えてやってみよう」みたいな時間もあるけど、
はい!終わり!それでは次!と考える時間よりも、教えられる時間のほうが圧倒的に多い。そして、解放されたと思ったら宿題でしばられる。

実際に長女は算数が苦手で、いつも宿題に苦戦している。
宿題しなあかん、それが彼女の口癖。

同じ服を着て、同じものを食べて、同じ方向をみて授業を聞いて。

学校から帰ってきて、家では門限も決まっている。
習い事の時間も。

ご飯はお母さんが作ったものを食べて、我が家では8時半ぐらいにはベットに入るようになっている。

自分で決めてやる。何をしようか。何を食べようか。どうしようか。。。。

子どもたちが体にいいものを食べようとしても選べるものは決まっている。
都会は加工された食品にあふれてて、自然なものってどこにあるの?状態。

子どもに対して怒るとき、目を伏せたくなる事実と向き合う。
子どもに与えている環境が悪いことを。
親たちが用意した環境が良くないのだ。

どんな時代であっても、子育てする環境は自然の中で育てるのが一番だ。

自然にふれ、感じ、観察して自然を読み解く力がつく。
テレビ画面やスマホから聞こえてくる音じゃなく、鳥のさえずりや虫の声、葉が揺れる自然の音をきく。

実際は、

小学5年生はスマホを持っているのは当たり前。
コンビニで毎日おやつを買うのは当たり前。
ご飯は親が作ってくれるのは当たり前。
こんな環境にしてしまった。

子どもたちは気づいている。社会の矛盾やシステムがおかしいことを。子どものたちの方が敏感に感じとれるんだ。

根っこから変えないと、この問題はくりかえされる。

次の日、長女に謝った。

わたしたち親がそういった環境で育ててないことを。
選べるものが、ひどいことを。
モノがあふれ、豊かにみえても、それは本当の豊かさではないこと。
大人たちさえもわかってないのだから。

待っててくれ。必ず自然の中で暮らすから。

でも、今ここの生活を嫌々すごすんじゃなく。
田舎に引っ越すなら、とことん都会を楽しんでやるー!!

と決意した出来事だった。

おしまい。







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