マガジンのカバー画像

かわいい雑貨コレクション。

16
資料整理を兼ねてまとめた、自分が集め保管している細々したモノたちの画像。
運営しているクリエイター

記事一覧

散歩好きのお宝マップ。

初めて訪れる街で、入手できると嬉しいのはガイドマップです。 この前、夜8時半ごろに到着した街で夕飯を食べようと思ったものの、あたりは暗くてどこに何があるやら分からず。そんな時、宿のカウンターに「お得なクーポン付き夜の飲食店MAP」が置いてあり、「お一人さま大歓迎。女性の方もお気軽に」「平均予算3,000〜4,000円」などの情報があったりしてとても便利でした。 その冊子、イラストはすべて「いらすとやさん」のもので、エクセルか何かで作成した100%広告で構成された(読み物要素

赤い週末。

段ボールや紙の束で雑然としている部屋のあちこちに、赤いものを置いています。分量で言うと部屋全体の2割くらい。大きな面積を占める布はベージュやグリーン系だけど、赤のラインが入ったリネンやタータンチェックのトランク、真っ赤なウールのストール、赤べこやこけし、だるまに小ぶりの凧など、赤いものがあると、なんとなく全体を人懐っこく、可愛くあたたかく見せてくれている気がして良いのです。赤には人情味があるというか。 赤いフェラーリや赤いハイヒールは遠い存在だけど、小さな鉛筆削りになった赤い

人、ひと、ヒト。

連休中は、どこも人でいっぱい。 土曜日に用事で出かけたところ電車がとてつもなく混んでいたので、日曜日は人混みを避けて徒歩(帰りはバス利用)で世田谷美術館(砧公園という東京ドーム8個分ともディズニーランド程ともいわれる広い緑地の一画にある)へ出かけてきました。 現在開催中の『土方久功と柚木沙弥郎ー熱き体験と創作の愉しみ』では、土方さんのブロンズ彫刻(人物ものや、人間と爬虫類の組み合わせの作品など、気に入った作品のポストカードを売っていなかったので画像なし)や、柚木さんの「なら

何色を選ぶ?

※後半に追記(10/25)あり。 普段、noteは取引先の方に画像を交えながら提案するときや、メールで伝えづらいことをやはり画像を並べて誰かに説明する際に、下書き保存した記事を「共有用リンクをコピー」して相手に伝えて見てもらう形で使うことが多い。 ただ、数日前、通知欄に「8/31までに記事を書くことで、連続投稿12ヶ月を達成できます!」とあったので、せっかくだから何か投稿しておこうか、と思ってはみたものの、さて何を書こう。 最近知人から「Twitterは登録者以外の閲覧

梅雨こそ、ブルーコレクション。

壁の一か所に、水色コーナーを作ってみた。 日常生活の中で水色のものに触れる機会はたくさんあって、事務封筒(ねんきん定期便やNHKからの書類など)だったり、洗濯物を干すピンチハンガーやバケツ、水撒き用ホース、現場で働く方の作業着、Twitterのアイコンだとかアイスのガリガリ君とか、あげるとキリがない。 どんな色でもそうなのだけど、その色をまとう何か(誰か)が素敵に見える場合と、そうでなくてただ「これは○色だ」と感じるだけで終わる場合があって、水色の場合は特に、ポリバケツや公

ピンクの効能。

長年お仕事をご一緒しているお客さんから、ある時指摘されたこと。 「kumさんってデザインでピンクを使う時って絶対、暖色系ですよね。サーモンピンクとか」 ドキッ。 たしかに、チョコ菓子はブルボンアルフォート、スナック菓子はカルビーのさやえんどう、ちょっと贅沢する日は森永ビスケットのチョイス(マリーやムーンライトは全く買わない)と判で押したように長年買い続ける私は、ピンク系の絵具でも同じような色ばかりを買っているし、パソコンで制作する時だってピンクには絶対CMYKのYがゼロじゃな

イエローコレクション。

数日前、散歩中に公園で菜の花を目にして、「ああ春だなぁ」と思ったので、今日は黄色いものを収めた画像コレクションを載せます。 昔は、黄色といえば歌手の平山みきさんがいつでもどこでもラッキーカラーだという黄色い衣装を着ておられたので(いくつかのネット記事によると2016年5月のライブ以降は他の色も着用してステージに立っておられるようです)、黄色は平山さんのもの、というイメージがあったり、あとは阪神タイガース(ファン)の色という印象が強かった私。 そうした強烈なイメージの黄色と

ワニのこと。

知り合いから手紙などをもらったりしたときの便箋だとか、その人の持ち物を見たり本人から話を聞いたりして、「ああ、何々さんは〇〇が好きで、そのグッズを買う傾向があるんだな」と知らぬ間にインプットされて、別の日にお店でその〇〇のグッズを見つけると、「あの人こんなの好きかな。それともこのテイストの〇〇はあまり好みではないかも」などと考えたりすることが増えて、案外そんなことが自分の生活の中の数パーセントを満たしていたりするものだ。 昔、姉の職場に付き合っている相手の名字にちなんで、「

とっておきたい紙々。

どこかで手にした紙類を「これ取っておこう」と、箱や引き出しに入れているうちに年月が過ぎてゆきます。小さなシールなどは鞄のポケットに入れたのを忘れて、後日レシート類と一緒に捨ててしまうこともあるけれど、紙たちは年々増殖してかさばるので、引っ越しや季節ごとの片付けのタイミングなどに絵柄のギリギリのところで裁断して小さくしたり、冊子なら必要なページだけ残したり、最終的にスキャンして処分したりして減量にも勤しんでいるのです。 捨てるものと事務的なものと仕事関係、のどこにも属さないし

フチのある世界と図案のこと。

昔、カメラで撮った写真をプリントする際、フチありかフチなし、ツヤ消しかツヤ仕上げか店頭で聞かれて、指紋が目立つのが嫌な私はフチなしツヤ消し(マット仕上げ)を選ぶことが多かった。ただ用途によっては光沢を選ぶこともあって、その場合はフチありにして白い部分を指先でつまんで写真を扱っていたように思う。 普段の仕事や、仕事に限らず自分でポストカードなどを印刷する際にも、フチの有無は意識する。そのデザインではカットラインいっぱいまで塗りや柄を入れる(塗り足しあり)か、そうでないか。 マ

紙類、あれこれ。

15年ほど前から、部屋の棚に通販で何か買った時の箱を5つ置いて、それぞれ「Animal/Character」「Flowers」「Romantic/Girly」「Cool/Stylish」「Christmas/Halloween/Seasons」の見出しをつけて紙や布の小さめの雑多な資料をごちゃごちゃっと入れています。量の多い「和柄」はクリアファイルに収納しています。 それら仕事用の参考資料とは別に、旅の思い出や、何かに生かせたらなぁと思う「あてのないヒント」のあれこれ(展覧

地図を見る夏の旅。

先日、近所のロシア雑貨店で古い地図を買いました。以前からお店の壁に飾ってあるのを見ていて。実は下の写真の動物マトリョーシカも、今は我が家にあるんだけど… 緑の壁の右手上方に飾ってあったのが、この地図。(家で撮影) 他にも折りたたんだ状態の地図がいくつか売られていたのだけど、たまたま壁にポスター風に飾ってあったこの一枚が、どこか絵本の1ページのようで好きだな、と。 もともと、道路や鉄道や川などが血管のように入り組んでいる情報過多なものは目がチカチカするので苦手なのだけど、

遊び心の玉手箱。

ひと月ほど前、築百年ほどの家の入り口付近(一坪ほどのスペース)で小さなお店をはじめました。 店では自作のポストカードや古本、レトロな雑貨などを販売しているのですが、せっかく昭和感が満載の建物なので、くじ引きや駄菓子など縁日風のものも少し置いています。 駄菓子はスーパーでもコンビニでも売っているし、そもそも、そんなに売れるものでもないのですが、何より自分が好きなので、毎日のようにおやつにしているうちに在庫が少なくなってしまいました。置いているのはラムネと、きな粉棒と、看板シ

縁起物たち。

人形店のショーウィンドウに干支の置物やミニチュア門松&鏡餅などが並び、年の瀬ムードが高まってきました。 仕事や家の用事など色々慌ただしい日々の中で、子供の頃の素朴なワクワク感がこの時期とくに盛り上がってくるのは、縁起物や風習の中に昔話を想起するからかもしれません。 今年お仕事でイラストを担当させていただいたamifaさんの「レトロお正月」シリーズも、縁起物+楽しい仕掛けに心が和みます。 おみくじ付きのポチ袋は、このまま使うのはもちろん、福助さんや招き猫の手に「お疲れさま