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紙類、あれこれ。

15年ほど前から、部屋の棚に通販で何か買った時の箱を5つ置いて、それぞれ「Animal/Character」「Flowers」「Romantic/Girly」「Cool/Stylish」「Christmas/Halloween/Seasons」の見出しをつけて紙や布の小さめの雑多な資料をごちゃごちゃっと入れています。量の多い「和柄」はクリアファイルに収納しています。

それら仕事用の参考資料とは別に、旅の思い出や、何かに生かせたらなぁと思う「あてのないヒント」のあれこれ(展覧会や演劇の公演、雑貨イベントのフライヤーなども)はまた別のクリアファイルに保管していて、あっちにもこっちにも「何用か分からない、仕事と趣味とがごっちゃ」の紙類などがあって混沌としているので、以前もこんな風にまとめたことがあり…

数年経って、今回も画像にしました。古いものと最近のものが混ざっています。

たとえば「ふわごこち」という衛生商品のシートのはく離紙は、もう何年も前のもの。ある時からイラストのテイストが変わったので、「とっておいて良かった〜」と思ったものです。

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あとは、差し色としての赤が好きなのと、手書き文字やロゴタイプが好きで、つい保管してしまいます。やはり、なんとなくと言いながら、いつもつい仕事を意識してしまっているのです。でも、下の「モモヤ」というお店のシールは完全に趣味です。

favoritepaper20_アートボード 1 のコピー

あと、普段、自分ではコーヒーばかり買って飲みますが、紅茶のギフトはパッケージが素敵なことが多いので、いただいた時に高確率で保管します。

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そして、母が長年保管していた千成もなかの包装紙は特にお気に入り。他にもレトロなタッチのものたちは、「こういうのを描けるようになりたい」という理想のゆるさなのですが、狙って描けるものでもなく…陀羅尼助丸の試供品は実際に服用もしつつ、茶箪笥に飾っています。

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古書店で買った、風刺やくだらない笑いだけで成立している小さな本の中の「語り口」のようなものも、画像で残しておきたいのでちょこっとご紹介。

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かさばるけれど毎年のようにとってあるのはルピシアさんのクリスマスギフトパッケージ。誕生日が11月後半なので、友人がくれる時にクリスマス包装になっていることが多くて。

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あと、和柄の仕事が結構多かった時期に、スーパーで見つけて買ったカバヤさんの「京風すてぃっく」。10年以上前のものですが、そろそろ処分するのでここでご紹介。箱を潰して一枚にしてコンパクトに保管しようとした苦心が見て取れます(笑)。お菓子はどんどん商品自体が変わるので今は入手できませんが、バランスの良い素敵なパッケージでした。

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そして、かなり好きだったのが養命酒の新聞広告。元気のない女性の様子を描いたイラストがあまりにも素敵で、だけど切り抜いて保管していたのは二枚だけ。「こんな風に描けたらなぁ…」とも思うけど、そんなことは忘れて何よりずっと見ていたい絵です。新聞を取っていた頃で、かつ一時期だけ見つけることができたように思います(2007~2009年ごろ?)。なんでもっと本腰入れて切り抜いて保管しておかなかったんだろう…

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最後はイラストを自分が担当したお店のウエルカムカードっていうんでしょうか。予約して行くと、お席にこのカードがあって、嬉しいなと思います。あと、お箸を閉じる紙スリーブにもトリさんの顔があって、いつも持ち帰るのだけど、小さすぎて紛失。

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こんな風にあれやこれやと保管しているのは自分だけなのか、それとも他の人もこうして気に入った紙類を取っているのか謎ですが、これからも出先でまた何か「あ、これ持ち帰ろう」「とっておこう」と思うものに出会うのが楽しみです。