書くことがなくなったら、電車に乗ろう
書くことがなくなったら、電車に乗ろう。
わたしはそう、決めている。
noteの連続更新は250日を越えたところ、
stand.fmのおしゃべり配信は、日付をまたぎながらも毎日更新して30回目を迎えた。
もちろん、「同じような話」を何度もしていたりもする。
日常でわたしが大好きなこと
コーヒーを淹れることとか、手紙を書くこと、あたたかな紅茶の話。
ネタ帳にもメモを取るし、過去の自分を頼ったりもする。
それでも、その瞬間に「書きたい」「しゃべりたい」と思うものを
毎日ふたつずつ、発掘してゆく。
いまのところ、なんとか歩いてこられたけれど
何度も、「もうダメかもしれない」とか、「昨日までどうやっていたっけ?」と思ったりしてきた。
ネタ帳のメモも、尽きてきている。
メモのいくつかは、電車に乗っているときに書いたものだった。
それも、ひとりのとき。
できれば、昼間。景色をたんまりと楽しみながら、急いでいないとき。
ある日、電車に乗ったときに連投されたメモの終わりが、これだった。
「書くことがなくなったら、電車に乗ろう」
そして、書くことが尽きたなあ、と思うときはいつも、部屋に籠城しているときだった。
籠城しながらも、同じ日なんて二度とないんだから、毎日ささやかな出来事はあるのだけれど、ストックできるほどのネタは、降ってこなかったりする。
だから、もうほんとうにダメだと思ったときは
きちんとひとりで電車に乗ろう、と決めている。
どこへ行くのでもなく、どこかに行ってもいい。
ただ、のんびりと電車に乗ればいい。
結果的に、どこにも行かず、うとうとと眠って帰ってきてもいい。
ついでに、ひとりでコーヒーを飲んで来たっていい。
ささやかでもかまわない、
ひとり旅の時間が、これからもわたしを守ってくれる。
そう、信じている。
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