無敵のアイス

「それだけでいいの？」
「あしたの分も買っていいよ」

いなかの、おばあちゃん像。
みたいなひとと、暮らしている。
とにかく、たくさん食べさせようとする。

夜中のコンビニの、そのかごに
もう充分なくらい放り込んだというのに。

わたしはといえば、計画性のある生き方や考え方は苦手で
「あしたの分」という感覚に、いまも慣れない。
あしたはあしたの、食べたいものを買えばいい。ような気がしてしまう。

だから、今晩のおやつだけで充分。
あまいものは一度にひとつ。が、基本（ときどき破る）

それでも、「もういいの？」と尋ねられる、そのときには。

最近はずいぶんとあたたかくなったので、アイスを選ぶことにした。
アイスはすごい。
冷蔵庫で、ずっとそのときを待っていてくれる。
シュークリームみたいに、数日のうちに食べなければいけない。という焦る気持ちもない。
最近気に入っているのは、クレープの形でチョコレートが入っているやつで
「いろんな味がする」とか「異なる食感がする」というのは、最近のわたしに於いてポイントが高い。

「じゃあこれ買ってもいい？」

アイスをふたつ選んで、おまけのクリアファイルを手に持って笑う。

ああ、ふたつ一気に食べないように気をつけなくちゃ。

※now playing

※おすすめのアイスはこちら。おまけに惹かれたけど、おいしくてまた買っちゃった

ご褒美にアイス食べよー！
って思ったけど、特に褒美になることに気づいてこんな顔🤔になったので、生きてることへのご褒美とした🌟

つい2個買ってクリアファイルもらったやつ✨✨うれしい😊 pic.twitter.com/LidqFlipzp

— まつなが (@hangloose_5) April 18, 2022