【夏休み宿題対策】自由研究に役立つ本の読み方。
記事で、「読書感想文」に役立つ本の読み方をまとめました。
本記事では、宿題対策の第2弾。夏休み宿題二大巨頭の「自由研究」に役立つ本の読み方を紹介していきます。
自由研究の場合は、「情報を得るために本が活躍する」はずです。本記事では、どのように本を活用すべきなのかをまとめましたので、ぜひ、参考にしてください!
▶自由研究のための読書とは
さて、本の読み方をまとめる前に、「自由研究」と「読書」との関わりについてまとめておきましょう。
繰り返しになりますが、「自由研究」で本が活躍する場面とは、
「何かしら情報を見つけたいとき」
ですよね!
ということは、
「本から答えを探したい!」
という目的意識で読むということを前提として考えておかなければならないのです!
▶「読書」の固定観念を捨てよう!
前提を理解すると、「自由研究」に必要な本の読み方が見えてきます。
それは、
「ピンポイント読書法!」
です!
まずは、
「本は1ページ目から順に読んでいかなければならない。」
という固定観念を捨てましょう。
あくまでも情報を発見することが目的なのです!
この目的を達成するためには、1冊では事足りない場合もあるでしょう。
複数の本から情報を引き出さなければならないこともありますよね。そんなときに、「本は最初のページから・・・。」などと思っていたら、情報なんて集まる前にギブアップでしょう!
しかし、子どもたちの中には、自由研究の完成を阻む固定観念が残っている場合が多々ありますので、大人としてアドバイスしてあげてください!
▶「自由研究」の読書術!
いよいよ、本の読み方について書いていきます。大きく分けて、
①「目次」をじっくり読む
②「ねらい」読みをする
③メモに書きだす
という3ステップが必要になります。次から具体的に書いていきます。
①「目次」をじっくりと読む
これは、「読書感想文」と同様です。しかし、読書方法が違います。何度も言いますが、「自由研究」は、「情報を見つける」ことが目的なので、目次をじっくりと読み、
「自分が知りたい情報は、どこら辺に書かれているだろう。」
という予想を立てなければなりません。
本文に進む前に目次から自分の知りたい情報の在り処を探りましょう。
当然のことながらこの過程に進む前に、
「自分は、何を知りたいのか。」
を明確にしておく必要があります。
しかし、調べ学習をしていて感じるのですが、「自分自身が何を知りたいのか分からない。」という状態で、調べ学習というよりは、「自分探しの旅」へ出かけている子どもはよくいます。
そうならないためにも、「何を知りたいのか」が明確でないといけません。もしも、自由研究に臨んでいる我が子が、目次を読んでいる時点で混乱状態へ陥ったのなら、「目的」をもう一度整理してみると良いでしょう!
②「ねらい」読み
「ねらい」読みとは、①との合わせ技です。目次から「ここだ!」と情報の在り処が分かったら、迷わず、
「答えをピンポイントに取りに行く」
という読み方です。
「1冊の本をじっくりと。」という読書感想文の読み方とは違い、
「複数の本から確かな情報を!」
という読み方をするのが、自由研究に必要な読書術です!
情報は、ピンポイントで獲りに行き、必要であれば発展させて調べる範囲を広げていくように意識してアドバイスしてあげてください!
③メモに書き出す
最後に重要な「メモの取り方」について書こうと思います。
「読書感想文」にもメモを取るというこつを書きましたが「自由研究」とは、質が違います。
自由研究では、
・見つけた情報の本の「題名」と「ページ数」
・見つけた情報を簡潔に分かりやすく
という内容をメモすることが大切です。
特に役立つのは、
「情報を簡潔にまとめておく」
ということです。
自由研究は、多くの場合発表したり展示して読んでもらったりしますよね?夏休み明けの授業では、「交流会」が開かれる場合も多いでしょう。そんな時に発表してみるとあることに気づきます。
それは、
「調べた本人」と「発表を聞く友達」の間に、
「大きな前提知識の溝」
が生じているのです!
最初は、「友達の発表だから真剣に聞くぞ!」と張り切って臨んでいた子どもたちも、発表が始まって数分すると、
「だめだ、意味わからん。」
と、脱落していくこともあり得ます。
だからこそ、最後まで興味深く読んでもらうためには、
「難しい内容を簡単に表現する!」
技術が必要がなのです。
もちろん、獲得した情報をそのまま丸写ししたような自由研究は、
「これってさ、どういうことなの?」
と聞いてみると、
「ん~。僕もよくわかりません。」
ということさえあり得ます。
そういった宿題にはしたくありませんよね! だからこそ、「自分で完璧に理解する」ためにも、「友達に分かりやすく説明できるようにする。」ということが最も重要なのです。
そのためにメモを活用しましょう。
「見つけた情報を、自分の言葉で整理して書く」
ことをしておけば、理解も深まるはずです!
▶まとめ
本記事では、「自由研究の読書は、ピンポイントに複数狙い」という内容をまとめました。
自由研究の場合は、
「適した本を自分で探す」
ということも大切な力です。
小学生のうちに、
「分からないことを自分調べて自分で解決した。」
という経験は、一生の宝物です!
きっと親御さんも、小学生のときに実践した自由研究の内容とエピソードを覚えているのではないでしょうか。それ位、自由研究という宿題は、人生に影響を与えてくれるのです。
最初は、誰しもが「難しい!」と思うでしょう。そこを親御さんが支えてあげなしょう!
「問題解決学習の面白さを経験した夏」となるよう願っています!
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