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【リーダー】「言葉」よりも「行動」を優先すべき理由とは。

アイデアが思いついたら取り敢えずチャレンジしてみるJUNです!

元完璧主義だった過去の僕からしてみれば「なんて危なっかしい。」と思われること間違いありませんが、今の僕は違います。

本日は、そんな話題。

きっと多くの人が「行動が大切!」ということは、理解していると思います。その反面、「完璧主義」の裏に隠れている「失敗することの恐怖」に強めのブレーキを踏まれ、思いとどまるのでしょう。

さらに、「今の状況が自分にとって最適なんだ!」というバイアスをふりかけて一丁上がり。一瞬盛り上がったチャレンジ精神は、平穏な毎日の中に溶け込んでなくなっていくでしょう。

もちろん、足るを知る思考で「今」の幸せを享受することは大切です。ただ、自分の人生の中に「変化」を望むのであれば、「行動」はきっても切り離せません。そんな「行動」することに興味がある方は、ぜひとも読んでいただけたらと思います!

▶「言動」と「行動」の一致が必要な理由。

過去記事でも「人を判断するときのポイントは3つあるよ!」という内容を書きました。

①その人の「言動」を見る。
②その人の「行動」を見る。
③その人が「喜んでいること」を見る。

の3つのポイントです。

言わずもがな。他人から見ると、①の方が見えやすく、③の方が見えにくいという特徴があります。

しかし、「あなた自身」は分かっているはず。

「本当の自分は、③を求めている。」

ということが。

しかし、人間は単純でない一面ももちあわせているので、①と③がずれてしまうことも多々あります。そして、その状態にあることはいただけません。

どれだけ「正論」を並べてみても①と③がずれていたら、それは単なる「きれいごと」となり、相手には伝わらないでしょう。さらに、①と③がずれていることにより、「自分自身」さえも不調に陥ることさえあります。

だからこそ、③の「本当に求めていること」を自分が理解したうえで、①の「言動」につなげなければならないのです。

例えば、小学校の「掃除の時間」をテーマとして考えてみましょう。

ほとんどの先生方はきっと「掃除は、しっかりやろうね!」と伝えることでしょう。では、この先生が伝えた言葉に、さらなる説得力をのせる方法は何か分かりますか。

そうです! この話の流れからすると当然ですよね。答えは、

「教師自身が進んで掃除をする。」

ということが、最大のポイントです。

もちろん、「掃除をしなさい。」と言葉だけで伝えても、ある程度は伝わるかもしれません。しかし、それは「先生に言われるから掃除をする。」という表面上従っているという状態かもしれません。

もしかしたら、「自分の使った教室は、自分できれいにしないと!」とか「きれいな教室の方が、気持ちがすっきりする!」という本来であれば受け取ってほしい気持ちは伝わってないかもしれないのです。

▶「行動」が大切なポイントとは。

ここで、#シングルタスクという良書の中からおもしろいエピソードをざっくり紹介します。

ある会社のリーダーは、社員との信頼関係を深めるために、全員参加の研修会を企画しました。8時間という時間を使って、じっくりと社員と向き合うかけがえのない時間となるはずでした。しかし、研修を終えてみると社員からの信頼を得るどころか、「チームのために本気で尽くしていない。」という印象を与えてしまいました。

さて、「人」と「時間」という資源を投入したこの作戦。なぜ、信頼を失ってしまったと思いますか。答えは、「リーダーの行動」にあったのです。

実は、企画した張本人であるリーダーは、

「研修会の間中、オフィスにしょっちゅう連絡を入れては、あれこれ指示を出していた。」

というのです。

実は、リーダーのこの行動を見た社員たちは、

「なぜ、チームのリーダーが絶えず席を空けているのか。」

という疑念を抱いてしまったのです。

さらに追い打ちをかけるように、リーダーが、

「私は、あなたたちのことを最優先に考えています。」

なんて言ったもんだから、裏切り感は半端ないことになってしまいました。

これは、

「①の言動と②③の行動が合っていないがため、周囲の人から『口だけ』と判断されてしまった。」

という残念な例ですね。

しかし、逆はどうでしょう。「①の言動はたいしたことないけれど、②③の行動は、みんなのためになっている。」という場合。

ちょっと分かりにくいので、小学校の掃除を例に考えてみると、

「整理整頓に対して細かい指示はしないけれど、教室を片付けるために誰よりも片付けや掃除に取り組んでいる教師。」

という先生の方が、「教室をなるべくきれいに保とう」という子どもたちの意識は育つということなのです。

極端に言えば、

「言動よりも、行動の方が相手に与える印象が強い。」

ということが言えるのです!!

ぜひとも、「行動」でメッセージを伝えつつ、その「行動」の良さを「言葉で伝える」という順番で、目の前の子どもたちに接してみてくださいね!!

▶まとめ。

本記事では、「『言葉』よりも『行動』で示すことが大事!!」という内容をまとめました。

家族と同じくらい長い時間を共にする「教師」と「子ども」という関係。子どもたちは、教師をとことん観察しています。①の「言動」だけでなく、②③の「どんな行動を良しとしているか。」ということも簡単に見抜かれてしまうでしょう。

そんな深い関係性だからこそ、「口だけ」は、通用しなくなります。残念なことに「教師」と「子ども」の関係性は、完全に対等とは言えません。教師が、権威性を少しでも発揮すれば、「口だけ」が通ってしまうこともあるでしょう。

この記事を読んでくださった方は、そのような小手先だけの方法で進めていくのではなく、「行動」によって影響を与えていけるような関係性を目指しましょう。

きっと、あなたの「行動」は、子どもたちに伝わるはずです!!


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