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子どもとの関係性を深めるのは「〇〇時間」だった!

「子どもの居場所」をつくっているJUNです。

6月3日オープンしました!

長く短い人生。

だれもが一度は考える「どう生きていくか?」問題。

ぼくが子どもの頃からは考えられないほど選択肢は増えました。

「人生のレール」なんて表現されましたが、そんなレールさえも、存在しなくなりつつあります。

そんな現代において、親が子どもにできることは、じっくりと考えていくべきだと思っているのです。

そして、こんな記事を書きました。

本記事は、つけたし部分。

根拠となるおもしろい事実を紹介します。

▼子どもとの関係性を深めるちょっとしたコツ

昨日の記事でもふれた通り、

「子どもの人生は子どものものなんだから、親とか教師が決めすぎちゃいけないよ。」

ということが前提。

しかし、いざ!というときや困ったときは、子どもは親や教師に頼れることは重要であり、そんな関係性を築いておくことも大切。

だからこそ、必要なのは、ちょっとしたことなのです。

コロンビア大学のスィヌヤ・ルーサーさんたちが行った調査によると、

「親子関係に重要なのは『時間』ではない。」

ということを明らかにしています。

長時間一緒にいるよりも、大切な要所で時間を共にすることが大切だと言うのです。

そんな日々の要所として、この実験では「夕食」をあげています。

なんと、

「頻繁に夕食を共にすることは、子どもの不安や落ち込みを低下させる」

ということが分かっているのです。
#遊びが学びに欠かせないわけ

もちろん、ただ夕食を共にすればいいかという問題でもありません。

もっと大切なのは、親子間で「どのような共通認識があるか」ということ。

きっと、子どもは親の価値観に大きく影響を受けているはず。

学校でたくさんの子どもと接していますが、

「お母さんが〇〇って言ってた。」

という判断基準は絶対的な力を発揮しますからね。

だからこそ、子どもと共通認識をはかっておきたいことは、

「あなたが人生の主役だよ」
「結果よりも努力が大切」
「頑張った分だけあなたは成長する」

みたいに、

「子どもが自分の頑張りで人生を切り開いていくことができる」

というものでしょう。

このスタンスは、夕食だけでなく様々なチャレンジ場面で共有したいものです。

さらに、おもしろい調査結果を紹介させてください。

スィヌヤ・ルーサーさんたちの調査によると、

「より多くの不安、落ち込み、違法薬物などの深刻な問題を抱えているのは、いい成績を上げるように親からの強い圧力を感じている人だった」

というのです。

そこに、職業や収入は関係ありません。

どのような状況におかれていたとしても、「幸せ」を感じるかどうかは「その人次第」なのです。

だからこそ、子ども時代に「自分の選択で自分の人生を切り開いてきた」という経験が必要であり、それを提供できる人こそ親御さんなのです。

▼まとめ

本記事では、「子どもとのよりよい関係性は、大人になったときの幸福度も左右するよ」という内容をまとめました。

ぜひとも、子どもさんとの関係性をよりよいものとしてくださいね。




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