「人助け」の意外な効果とは
人生の幸福度を上げるためには「人間関係の充実」が必須です。
ということは、「周囲の人たちに対して、どのような価値を提供できているのか」ということが大切になってくる訳で。
#GIVE&TAKEという名著により話題となったように、お互いwinwinの関係性を築くことができれば言うことなしなのです。
しかし、「人間関係の大切さは分かったけれど、うまく実践できない…」という方もいらっしゃるでしょう。
残念ながら、他者の親切をひたすら待っていてはよりよい人間関係を築くことはできません。
やはり、自分から率先して親切心を発揮していくことは、人間関係をよりよくしていくために欠かせません。
ただ、勘違いしてはいけないのは「大きな人助けをしないといけない」という思い込み。
人間は、誰しもちっぽけな存在。
だからこそ、知恵を働かせ工夫して協力することで、どんな動物よりも進んだ文明をつくりあげることができました。
人助けも、ちっぽけで良いのです。
「自分ができる範囲」で、「無理することなく」実践していくことが大切。
本記事では、「人助けって、相手が助かったかどうかすら関係ないんだよ」という内容を書いていきます。
極端な話、「自分は人助けをしたんだ!と認識していれば、相手がどう思ったかなんて関係ない」のです。
ちょっと乱暴に聞こえるかもしれませんが、そこのところは、次章でさくっと説明しますので、ぜひとも読んでみてくださいね。
▼「人助け」は、「助けた!」という気持ちが全て
前提としておさえておきたいこととして、「人助けは、助けられた人よりも助けた自分が幸福感に包まれる」という事実は、もはや説明するまでもありません。
だからこそ「人助け」は、「幸福感アップ」だけでなく「メンタルの安定」にも効くのです。
そんな「人助け」ですが、ぼくのように自分に自信をもてないタイプの人間だと「余計なお世話だと思われないかな」とか「ぼくなんかに助けられることがあるのだろうか」と躊躇してしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな心配はご無用。
繰り返しになりますが、「人助け」とは「自分が助けたぞ!」という気持ちが大切なのであり、「ありがとう!」という感謝の言葉や「手伝いのお返し」のような行為さえいらないのです。
私事で恐縮ですが、コインパーキングに止めてあった車を出そうと精算機に向かったところ、なんと料金が支払われていた!なんてことがありました。
もちろん、誰が払ってくれたのかは分かりません。
もちろん、どのような目的で払ってくれたのかも分かりません。
ただ、「払ってくれた見知らぬ誰かに感謝したぼく!」というのは事実。
そんな思いがけないラッキーのおかげでぼくの気持ちが明るくなり、その結果、いつも以上に周囲の人に優しく接することができたのです。
もっと、拡大解釈をすると、ぼくの優しさがもしかしたら誰かの嬉しい気持ちにつながって、その人の周囲の人も優しさの恩恵を受けるかもしれない。
何が言いたいのかというと、
「人助けというのは、1対1の関係性ではなく、末広がりに広がっていく!」
ということ。
・お釣りを募金する
・共用のスリッパをそろえる
・落ちているゴミを拾う
などなど、このような決して大事ではない行為さえ「人助け」になり得ます。
「次に使う人のことを考えましょう」と先生たちは言いますが、これはあながち間違っていません。
片付けるときに、「これだけきれいにしたんだから、次に使う人は喜ぶだろうなぁ」と考えた時に幸福度アップがもたらされるのです。
このように考えれば、「なかなかタイミングがなくて人助けできない」なんて問題は即解決でしょう。
特定の誰かを助けようとするのではなく、自分にできる範囲でできることに取り組むことで、「行動した!」という事実があなたの幸福度アップにつながるのです。
▼まとめ
本記事では、「人助けチャンスなんていくらでもある!」という内容をまとめました。
最期に「人助けを行う際の注意点」だけ添えておきます。
ずばり、「自己犠牲になってはいけない!」ということ。
お金や時間などなど、自分にとって必要なものを切り崩して他者のために活動することは、自分の幸せに反していますからね。
あくまでも、出来る範囲で、さらに自己満足でもよいのです。
ぜひとも、自分の幸福度アップのために人助けをしようではありませんか。
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