【環境】子どもに教えてあげたい、日々の「うっかり」から抜け出す方法。
生まれながらのうっかりもののJUNです。
最近読んでいた本で、「生まれながらの」というところは、もしかしたら別の理由かもなぁと思い始めました。
本日は、そんな話題。
もちろん、「うっかり者でない!」と宣言するつもりはありません。ふんだんに要素をもちあわせているので。僕が言いたいのは、全ての「うっかり」が天性ではなく、もしかすると「環境の問題」かもしれない。ということなのです。
これから紹介するような状況は誰にもあてはまります。お子様が「うっかり屋さん」だと思われている方は、「もしかすると。」があるかもしれませんので、ぜひとも読んでみてくださいね!
▶「うっかり」を引き出す「トンネリング」とは。
「トンネリング」という言葉をご存じでしょうか。
グーグル先生で検索をすると、「通信ネットワーク」の話に行きついてしまうのですが、僕が話題にしたいのは「#いつも時間のないあなたに」の中で話題とされている「トンネリング」です。
簡単に言うと、
「何かしらに『集中』するがあまり、周囲の状況が見えにくくなっている状態。」
とでも言えば伝わるでしょうか。
これを聞いて「はっ!」とした方、僕と同じです。この「トンネリング」、僕は「これでもか!」というほど、学校生活の中で使い倒しているのです。
例えば、
「先生、この写真を貼りたいので、印刷しておいてください。」
「JUN先生、明日のクラブ活動についてなのですが、帰りまでに子どもたちに持ち物の伝えてもらって良いですか。」
という湧いてふってくるような連絡事項。
僕は、自分自身を分かっています。「うっかり屋のわすれんぼう」だってことを。だから、常に気を付けています。「言われた瞬間にメモをとる!」ことを。そして、それだけで手をゆるめません。メモを一番目立つ教卓の上にしっかりと貼り、赤ペンで大きく二重丸!ここまでして次の仕事にとりかかるのです。
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授業終了後、「今日も頑張った。」と自分を褒めつつ職員室へ。何気なく置かれたipadを見て思い出します。
「そうだ!子どもから頼まれた写真の印刷・・・。」
とこへ同僚がきて、
「クラブの連絡、ありがとうございました!急に言って、すみません。」
「あぁ。クラブの連絡ね・・・。そうね。」
となるわけなのです。
これこそまさに「授業に命を捧げる教師のトンネリング」なのです。
#言い訳8割
授業という、目の前のことに一点集中した結果、その周囲のものが目に入らなくなり、「楽しい授業をする!」という目標へ一心不乱に進んでいき、トンネルを抜けきった時には、いろんなことを取りこぼしているという残念な結果なのです。
▶「トンネリング」を防ぐには。
僕が自分の身を切り刻んで紹介した「トンネリング」なんてまだかわいいもの。中には、人生の「トンネリング」において、「大切なものを見落としてしまう。」なんてこともあり得ます
その代表例としては、「貯金」とか「健康」というものでしょう。長期的に考えてメリットになるようなものですね。
ここである実験を一つ。
センディル・ムッダイナランさんらは、ボリビアとフィリピンで「貧しい人に貯金をしてもらう方法」を検討しました。
その方法で、6%もの貯金を増やすことに成功したのです。その手だてとは。
「毎月、月末にメールや手紙を送って思い出させる。」
という、なんとも単純な方法だったのです。
この実験から、トンネルを抜け出すにはそんなに大層な作業はいらないことを示唆しています。ただ、トンネリングに陥って「見失っている」状況を、外部からの介入により「思い出させる」というだけで、トンネリングから抜け出すことができるのです!
▶まとめ。
本記事では、「トンネリングには介入が大切!」という、内容をまとめました。
精一杯頑張っている本人だからこそ見えないものってありますよね?
そんなときこそ、客観的な介入により、正しいトンネルの抜けかたをアドバイスしてあげてくださいね!
📚GLSからのお知らせ📚
▶サークルメンバー募集
日々の「トンネリング」は、何かしらに集中しているからこそ起こります!そして、自分の目標に向かってトンネルを進み続けているメンバーが集まるサークルがここにあります!
ぜひとも、共にトンネルを進み続けましょう!
あなたのご参加を、お待ちしております(^^♪
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