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「相手を思いやれる人」ほど、欲しているものとは。

基本的に、「気にしい」な性格のJUNです。

言い換えれば、「いい人」と言われます。

だがしかし、本当の「いい人」というのは、「他者」にとって何かしらの「価値」を提供できる人のことでしょう。

単に、「主張しない。」というのは、本質的な「いい人」ではないのです。

先日、こんな記事を書きました。

言いたいことがあふれ出し、まとまりがつかなくなってしまったのは、本人が一番自覚しております。

そして、おもしろい情報も入れられていませんでした。

ということで、付け足し情報をお送りいたします。

しばし、お付き合いください。

▼「相手を思いやれる人」ほど、欲しているものとは。

先日の記事では、「教師が燃えつきやすい理由」を話題としました。

その根底にあるのは、「他者のためになりたい!」というギブの精神なのです。

「ギブの精神をもつことが、なぜ燃えつきることの原因に?」ということが疑問になると思うのですが、僕たち人間は、

「自分のギブが本当に役立ったか?」

ということを結構気にしてしまいます。

だからといって、「見返りを期待する」ということではなく、ただ単純に「どれくらい相手のためになったのか?」と気にしてしまうのです。

ところが、「教育」は、すぐに「役立ったか」を確認できません。

とことん準備をして授業へ臨んだとしても、「子どもにとってどのような価値があったか?」なんて短期的には判断できませんよね。

だからこそ、「ギブの精神を発揮しても何の手ごたえも得られない」という状況が続くと「燃えつき」につながってしまうのです。

もちろん、「教師」だけではありません。

アダム・グラントさんの「寄付をお願いする電話オペレーター」を対象にした研究をご紹介します。

実験を始める前、「相手に与えられる人」いわゆる「ギバー」という特性をもっているオペレーターの成績は、全くさんざんなものでした。

しかし、その「ギバーオペレーター」の成績をぐっと上げる方法が見つかったのです。

それが、

「寄付をされた人たち感謝の手紙を読む。」

ということだったのです。

そう、「ただ寄付を集める」という目的は、「ギバー」にとってはつらいもの。「相手」について真剣に考える「ギバー」だからこそ、「ぐいぐい寄付を迫る」という戦略は実行できないのです。

しかし、「喜びの声」を受け取った「ギバー」は違います。

「あぁ、自分の仕事で集められた寄付で喜んでいる人がいるんだ。」

ということを実感したことによって、成績がぐんとアップしたというのです。

このように、「相手の気持ちを考えることができるギバー」だからこそ、「自分の仕事がだれのどんな喜びにつながっているのか。」を具体的に知ることにより、さらに、がんばることができるのです。

▼「視点」を変える大切さとは。

ここまで、「ギバーが力を出すには、相手にもたらす価値の具体化」が大切ということを書いてきました。

実は、このような「視点の変更」は、さまざまな場面で使うことができますので、ぜひとも頭の片隅においておきましょう。

例えば、「紙にひたすら文字を書いていく」という仕事をしていたとしましょう。
#だれのための仕事

人によって違いはあるものの、いつしか限界がきて「ふぁ~手がつかれた。もう書けない。」となるでしょう。

しかし、その直後に「申し訳ないんだけど、この紙にあなたの名前を書いてくれませんか。」とお願いされたらどうでしょう。

きっと、多くの人が、「分かりました。」とって、さらさらっと書いてしまうはずです。

さっきまで「手が疲れていたのに、なぜ?」って思いません?

実は、これも「視点の変換」を使った必殺技。

1つの仕事に疲れたら、まったく別ジャンルの仕事に「視点を変換」すると、もしかしたら「疲れ」を吹き飛ばせるかもしれません。

▼まとめ。


本記事では、「仕事は、だれのどんな役に立っているのかという視点で考えると、やる気がわくよ!」という内容をまとめました。

逆に言うと、「だれの何の役にも立っていない。」と思い、割り切ってノルマをこなすという働き方は、相当なメンタルの持ち主しか続かないでしょう。

「好きなことで生きてく!」時代の到来。

「自分の好きなこと」が「他者の役に立っている」という感覚と結びついたのなら、その仕事こそ「天職」なのかもしれません!

そんな「天職」を見つけるには、とにかく「チャレンジする」しかありません。

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