子どもの実力を伸ばす「叱り方」とは、もはや「感情」は”じゃまもの”でしかないという話。

ついに長女の勉強を見始めたJUNです。

これは、あるあるだと思うのですが、「自分の子どもほど厳しくなっちゃう。」なんてことありません?

学校では、だいたい冷静なのに、なんで自分の子どもだと”いらっ”としてしまうのでしょうね?

本日は、そんな「叱り方」の話。

もちろん、互いに人間なので、感情のおもむくままぶつかってしまうこともあるでしょう。

しかし、ちょっとでも冷静さのかけらをお持ちであれば、

「叱るときは、説明が大事!」

これだけは、頭のすみにおいておいてください。

そして、”いらっ”とした瞬間、静かに唱えましょう。

そんな呪文の根拠となる実験をご紹介しますね。

▼「叱る」ときには、「説明」が大事。

きっと、みなさんはこの記事を「心穏やかに」読んでくださっていることでしょう。

しかし、問題に直面したとき、本当に使いこなせるかは保証できませんので、あしからず。

「叱るときこそ説明を」という根拠を提示してくれるのは、社会学者であり教育研究科のサミュエル・オリナーさんとパール・オリナー兄弟。

オリナー兄弟は、

「命の危険をかえりみずに人を救うために行動した人と、助けるという行動にまでいたらなかった人の違い」

について調査しました。
#ORIGINALS

調査対象となった人が、同じ町内の住民ということもあり、教育歴、家庭、職業、小さい頃に叱られた出来事等々、多くのことが似通っていました。そんな中、決定的な違いは、

「親が『わるいこと』したときにどのように反省を促し、『よいこと』をしたときにどのように褒めたのかということだった。」

とまとめたのです。
#ちなみに 「おすすめの褒め方」はこちら👇

もう少し言葉を付け足すのであれば、

「『助ける』という判断をした人たちの共通体験として、子どものとき、『わるいこと』をした際に、よく『親から説明を受けた』という経験があった。」

というのです。

その”からくり”も深掘りしていきましょう。

子どもが「わるいこと」をしたときに、

・あなたのしたことは、周りの人たちにどのような傷を負わせたのか?
・あなたのしたことは、あなたにとってどんな影響がある?
・あなたのしたことを取り戻すには、どうすることができる?

というように、親御さんにうながされながら「反省」をしたとしましょう。

このような中で、子どもは何を学ぶでしょうか。

きっと、

・思った以上に、周囲への影響があるんだな。
・やってしまったことは変えられないから、できることをしよう。
・もっと考えてから行動しないと、思っていたことと違うことになるかも。

というように、「主体的な行動」につながっていくでしょう。

これこそ、「上手な叱り方」なのです。

▼まとめ。


本記事では、「叱るのであれば、主体的な行動につなげよう!」という内容をまとめました。

ちなみに、「やってはいけない叱り方」なんてのもあります。気になる方は、こちらにもまとめましたので、さらっと読んでみてくださいね。



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