「ネガティブ」を加速させる3つの思い込みとは
「ネガティブ」を原動力としているJUNです。
周囲からは「ポジティブ」に見られがちですが、これでも「ネガティブ」と日々向き合っております。
本日は、「ネガティブ」に関する話。
これまで何度もしつこいくらい書いてきましたが、「ネガティブ」というのは、人間が生きていく上で非常に役に立つものです。
しかし、子どもたちは大方「ポジティブ最高!」と思い込み、「ネガティブ」を進んで避けようとする。
実は、ここに大きな判断ミスが潜んでいるのです。
そんな「問題点」を掘り起こしていきますので、ぜひとも、正しい「ネガティブの扱い方」をお子さんにアドバイスしてあげてくださいね。
▼「ネガティブ」を加速させる3つの思い込みとは
まずは、多くの人がおちいりがちな「ネガティブ勘違い」を3つご紹介しましょう。
ずばり、
さて、こんな「思い込み」が、心の中にありませんか?
この3つの視点は、認知行動療法の創始者であるアルバート・エリスさんが論じたものです。
エリスさんいわく、この3つの「思い込み」があるからこそ、人間は「苦悩と破壊的行動を増大させている」と主張したのです。
僕は、日々学校で子どもたちと接していますが、こんな考え方をもっている子どもたちに多く出会います。
こんな「思い込み」を背負いながら学校生活を送っている子どもさんは、少なくないのではないかと思うのです。
しかし、この「思い込み」は、自分自身を苦しめてしまいます。
何かしらの「成果」を得るためには「チャレンジ」が必要ですし、「成功」するには、「失敗を改善する」という取り組みが欠かせません。
まずは、「やりたい!」という気持ちに素直になって、一歩ふみだすということが大切なのです!!
▼「ネガティブ」の正しい扱い方とは
さて、一歩ふみ出す勇気をふりしぼった子どもさんに対して、有益なアドバイスもご紹介しましょう。
このアドバイスは、「うまくいかない」ときにこそ大切になってきます。
みなさんもお分かりだと思いますが、「最初から全て上手くいく」なんてことはそうそうありません。
「思っていたのと違う!」とか「全然思い通りにいかない!」という挫折やイライラ、その他、様々な「ネガティブ感情」が姿を現すことでしょう。
大切なのは、現れた「ネガティブと仲良くなる」ということなのです。
例えば、スポーツでも楽器でも、「最初からプロ並みにできる」なんてことはありません。
「うまくボールを扱えない」とか、「思ったように指が動かない」なんてことは日常茶飯事でしょう。
そして、「ふがいない自分にイライラする」と。
実は、それでいいのです。
その「イライラ」を次の練習のモチベーションにすればいいのですから。
思い出してください。あなたもきっと「うまくいかない」という地点からスタートしたはず。
そして、あきらめずに練習を続けたから今の「スキル」を身につけることができたでしょう。
そこには、「達成感」というおまけつき。
もしかしたら周囲から認められ、「称賛」というサービスを受け取った人もいるでしょう。
僕たちはいったん身につけると忘れてしまいがちですが、
のです。
もっと言えば、
とも言い換えられます。
そして、この単純な原則は、「心の問題」にも応用できるのです。
何を言いたいのかと言うと、
ということ。
ある意味「スキル」と思ってもよいでしょう。
のです。
若干スパルタな結論になってしまいましたが、子どもさんには、「ネガティブは、あなたを成長させてくれるんだよ!」とアドバイスしつつ、乗り越えた「自分」を大いに認めてあげるよう声かけをしてあげてくださいね!
▼まとめ
本記事では、「ネガティブは、乗り越えることでレベルアップする!」という内容をまとめました。
「ネガティブを避ける」という方法は、ある意味「先延ばし」と一緒。
いつか、また同じ「ネガティブ」がおそいかかってくるでしょう。
そんなとき、自分の強い味方になってくれるのは、
なのです!!
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