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「多様性」は思っている以上に深いという話。

どちらかというと「内向型」のJUNです。

数ヵ月前に、GLSの方向性について打ち合わせをしました。

GLSについては、こちら👇

お相手は、様々な分野で活躍している「外向型」を絵に描いたようなスーパースター。

話し合いが始まる前から、ぼくの中には「勉強させてもらおう」という意欲120%の状態。

いよいよ、打ち合わせ開始。

一時間という制限時間、一言も聞き逃さないよう傾聴の極みを発揮しました。

アドバイスの内容もさすがの一言で、痛いところをずばずばとつかれ、「確かに!!!」と首がもげるかのようにうなずきました。

「あぁ、もうそろそろ終わりの時間だな。」と感じたのは、先方が「まとめ」に入った感があったから。

「よし!これからやったるぞ!」と思ったとき、最後のアドバイスがあったのです。

「あの、そんなにだんまり決め込んでいたらみんな話ずらいですよ。」

と。

今でもその衝撃は鮮明に覚えています。

「あぁ、もっとぼく自身の考えを言ってもよかったんだな。」と、本当に、本当に心からその瞬間に気づいたのです。

そして、これは「性格の不一致」の最たる例。

もっと話を大げさに広げるのであれば、「文化の違い」といっても過言ではないのです。

「そんな大げさな。」と思われた方は、その理由も読んでみてくださいね。

▼「多様性」という「文化の違い」

最初に言い訳をしておきますが、ざっくり視点で話をしていきますので、「わたしは、違うけど失礼な!」と思われたらすみません。

さて、勇気を出して本題へもどりましょう。

今回のぼくの最大の学びは、

「がんばって相手の意見を聴こうと思って集中していたら、全然主張しない人と認定された。」

ということ。

これを学校場面にあてはめて考えると、

「めちゃくちゃ集中して授業に臨んでいるのにやる気があると見なされていない。」

ことと同様です。

なぜ、このようなすれ違いが起きるのかというと、

「評価者の視点のちがい」

に他なりません。

一方の「評価者」は「やる気」という観点について「意見をがつがう言う態度」を評価するとしても、ちがった「文化圏」で生きてきた人は、「だまって話を聴く人」を「やる気のある人」と認定するかもしれないのです。

実はこの「評価観点の文化によるちがい」は、「国レベル」でもあてはまるのです。
#大きく出てみた

ざっくりですが、欧米は「自分の意見を主張できる人が評価される文化」ですが、アジア圏は「話を静かに聞いて取り組むことができる人」が評価される場合が多いもの。
#ざっくりですよ

これは、まさに「多様性」といえるでしょう。

アメリカ人と日本人を対象にして行われた実験では、

「力強い立ち姿の男性の写真」を見たときの脳の動きが対照的であったことがわかっています。
#内向型人間のすごい力

どうやら、アメリカ人の方が「権威性が明確に出るポーズを好意的に受け入れた」というのです。

このような実験からも「同じ態度でも文化によって受け取る印象は違う」ということが示唆されます。

だからこそ、「多様性」を生かすには「相手がどのような価値観をもっているのか」考えることが大切なのです。

▼まとめ。

本記事では、「多様性はその人の人となりが現れる」という内容をまとめました。

もちろん、よしあしの話ではありません。

チームの生産性を上げるには、交渉が得意な「外向型」の人が活躍しますし、リスク管理や細かいミスを未然に防ぐためには「内向型」の人が力を発揮します。

だからこそ、「考え方が合わないから」という理由で簡単に自分と違う能力をもっている人と離れてしまうのはもったいなさすぎます。

ぜひとも、「自分と違う」ということの価値を受け止めて素晴らしい学びとしてくださいね。



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