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なぜ、自分の「目標」を「宣言」した方が良いのか。

前期の終わりを迎えたJUNです!

予期しない休校によりスタートが遅れたものの、子どもたちと様々なことに挑戦することができた充実した前期になりました。

というのは、僕の振り返り。誰も求めていませんよね。すみません。本題に移ります。

あなたもそうだと思いますが、物事の節目には自分を振り返る機会を設けると思います。しかし、学校というところは、「何のための目標なのか。」分からない目標がありますよね。

「取り敢えずスタートするから、目標は決めておいた方がいいよね。」的なノリで決めがちです。

しかし、多忙な毎日の中で目標としたことは次第に忘れ去られ、前期終業式になって、

「さあ、前期を振り返りましょう! みんなは、自分の目標が達成できたなかな。」

なんて、急に振り返りを求められたりします。教師の必要以上に大げさなテンションと笑顔から、

「目標は画餅だった。」(画餅って言葉、死ぬまでに1回は使ってみたかったのです)

という雰囲気が漂っていますが、自分も人のことは言えないのでここは黙っておきます。

これまでに「目標」に関する記事はいくつも書いてきましたが、結局のところ、「本人がどれだけ必然性を感じ、どれだけコミットする覚悟があるのか。」が重要だと個人的には思います。

しかし、本気で何かしら目標を達成したいと思っている人のために、「目標を自ら宣言する有効性」についてまとめていきますので、本気の人は読み進めてみてください!

▶「目標宣言」は、だれにとってのものなのか。

こんな表題をつけると、うすうす答えが透けて見えてしまいますね。(その答えを頭の片隅に置きながら読み進めてください)

余談ですが、人間は、「忘れたい!」と思うことほど忘れられないものです。#シロクマのことだけは考えるな。

「気にしないでおこう。」と誓ったことほど、気にしてしまいます。

本当におもしろいですよね。では、本気で気にしないためには、どうすれば良いかというと、(まだ答えは頭の片隅にありますか?)

「とことん気にする!!」

ということが効果的です!

例えば、大好きな彼女にフラれてしまったのなら、

「思う存分泣きましょう!!」

そして、友達が励ましに来てくれたなら「励まさないで!」と宣言してください。明るい曲をかけようもんなら、彼のiPhoneを窓から投げ捨ててください。そして、「曲をかけるならもっと悲しい曲にしてよ!」と、襟元をつかんで訴えましょう。きっと、励ましに来てくれた友人は、何も言うことなく帰宅するでしょう。

大切なことは、

「悲しい気持ちを存分に味わう。」

ということです。無理に空元気を出してはいけません。悲しい時は悲しいと認めることが大切です。不安な気持ちであれば、「今、自分は不安なんだ。いったい何が不安なんだろう。」とそこから逃げるのではなく、とことん自分の不安と付き合ってあげるのが得策なのです。

あれ? 何の話でしたっけ? このまま「まとめ」にいってしまいそうな勢いで書いていました。

そうそう、「声高らかに目標を宣言するのは誰のためか。」ということでした。そろそろ結論を述べると、

「目標宣言をするのは、『自分自身』のため!!」

なのです!!

途中で話題は逸れましたが、正解だったでしょうか。おめでとうございます!! 明日も良い日になりますね! では、その理由を解説していきます。

▶「目標宣言」が自分のためになる理由。

きっと、あなたも「目標は声に出したほうがいいよ。」と言うことを聞いたことがあるでしょう。スピリチュアルの世界では、「引き寄せの法則」と言われることもありますよね。

実はこの行為は、心理学界では「一貫性の原理」と言われています。人間は、素直で単純な生き物であることから、

「自分の中に矛盾が成立していると気持ちが悪いため、何とかしてつじつまを合わせよう。」

とする特性が、「一貫性の原理」です。

では、この特性が「目標宣言」をどのように結び付くのかというと、

「自分が宣言したことができないという状態をなるべく避けようとする。」

という心理が働いているのです。

素直で単純、そして「いい格好しい!」というわけですね。

しかし、僕は思います。

「目標を宣言できる人は勇者である。」

と。

臆病者は、「宣言」することすらもためらってしまいますからね。

しかし、「勇者」だからと言って、「宣言」だけして「行動」しなければ、王様から追放をくらうでしょう。「あいつなかなか魔王を倒しにでかけないな。」と。「なんかいつも酒場で酒飲んでるけど。」と。

やはり、どれだけ「宣言」に対してコミットする覚悟があるかによって、「目標宣言」の効果が変わってきます。

「絶対にやり遂げたい!」

という目標がある勇者予備軍の人たちは、「目標宣言」することにより、

「何よりも自分にプレッシャーをかけているドM状態。」

に陥ります。周囲に宣言してしまった手前、「ここで引っ込むのは格好つかない。」「口だけとは思われたくない。」という「格好つけど根性精神」が、自分の目標達成に向かう原動力となるのです。

もう、お分かりだと思いますが、

「目標宣言は、周囲の圧力を利用したかなりスパルタな自己実現方法。」

なのです。

▶まとめ。

本記事では、「絶対にやり遂げたいことがあるなら、周囲の目を利用しよう!」という話題についてまとめました。

「引き寄せの法則」という話も触れましたが、やはり「目標宣言」して、日々努力している人のもとには、素晴らしい「人」「情報」が集まってくるものだと思います。

だからこそ、本当に覚悟が決まったのであれば、道行く人かたっぱしから「目標宣言」をしていきましょう! そして、「もう既に目標が叶ったかのように振舞う。」こともかなり重要です!

自己実現を支えているのは、言うまでもなく「自分」なのですから! まずは、「自分」「自分」を信じてあげようではありませんか!



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