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【生活科】雑草図鑑~ヘラオオバコ編~

ついに発見しました!

というか、たまに行く公園にたくさん咲いていたんですよね。なかなか主張強めのフォルムだなと思いながら調べてみると、あの有名な「オオバコ」の仲間だということが分かりました! 

公園でどっちが強いか力比べ?する「オオバコ」です。オオバコの葉が丸いのに対して、葉が「へら」のように細長いことが由来となって「ヘラオオバコ」になったということです。

ヘラオオバコ2

▶大きくても踏みつけには弱い。

「オオバコ」と言えば、踏みつけに強いという特性をもった雑草の中の雑草です。では、「ヘラオオバコ」も・・・。と言いいたいところですが、あまり踏みつけには強くないということが分かりました。「オオバコ」がもつ、あの素晴らしい仕組みをもっていないのでしょう。「オオバコ」が道ばた派であることに対して、「ヘラオオバコ」は、公園派ということも関係しているかもしれません。やはり、道ばたの方が環境的には過酷。強く生きていかなければなりませんからね。

ここでお役立ち情報を1つ。

スコットランドでは、「ヘラオオバコ」が薬草とされていました。「ヘラオオバコ」をつぶした汁を傷口に塗ると効果があるとか! また、根は去痰薬となるということです。

万が一公園で転んでしまったら、周囲の「ヘラオオバコ」をチェックです!

【参考文献】
稲垣 栄洋 「雑草手帳」(東京書籍)
     岩槻 秀明 「雑草や野草のくらしがわかる本」(秀和システム)

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