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「内向型=しゃべらない人」ではない

👉「内向型」代表のJUNです。

最近、教育実習生を担当しているのですが、何気ない言葉に発見がありました。

「JUN先生って、会議のときあんまり話さないんですね。」

「そうですよ。だってぼくは『内向型』ですから。」と心の中で思っていたのですが、実習生からしてみると違うみたい。

なんと、このぼくを「よくしゃべる人」認定していたらいしいのです。

やはり、「自己理解と他者から受けるイメージにはズレがあるのだなぁ...」と思いつつ、その矛盾をしっくり解決する記事を書いてみました。

ぜひとも、記事を読みつつ、ご自身を振り返ってみてくださいね。

▼「内向型」だからって、「しゃべらない人」とは限らない

結論は、もはや題字の通り。

「おしゃべりキャラ」は、何も「外向型」の専売特許ではありません。

我が「内向型」でも、「おしゃべり」な人もいるのです。

違うのは、その「おしゃべりスイッチ」の入り方。

そんなことを教えてくれるおもしろい実験をご紹介します。

カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校の心理学教授アヴリル・ソーンさんは、「内向型」26人と「外向型」26人の若い女性に協力してもらい、「自分と反対の性格の相手と10分間会話をしてもらう」という実験を行いました。

内向型にとっては地獄のような時間です。

しかし、結果は意外なもので、

「『内向型』の人も『外向型』の人と同じくらいしゃべった。」

というまさかの結果となったのです。

しかし、「違い」もありました。

その違いとは、

「『外向型』の人が、幅広く軽い話題を選んだのに対して、『内向型』の人は人生の問題や葛藤について話すことが多かった。」

というのです。

確かに、内向型のぼくも「ぐいぐい話せるジャンルが狭い」というのは昔から感じていたこと。

逆に言うと、「自分の話をしたいジャンル」にさえ来てもらえれば、相手が引くほど饒舌になるということさえある。

やはり、「内向型=しゃべらない人」ではないのです。

▼「内向型」が生きてくる職業とは

さて、「内向型」の意外な底力を知っていただいた上で、将来の職業選択にも切り込んでいきましょう。

#内向型人間のすごい力」には、ジョン・バーグホフさんというある職業で素晴らしい成果を上げた「内向型人間」が紹介されています。

きっと、みなさんも「内向型」という気質で仕事にも向き・不向きがあるとイメージされると思います。

では、ジョンさんが大活躍した仕事とは何だと思いますか?

正解は、

「キッチン用品の営業」

だと言うからびっくりですよね!!

「営業」と聞くと、「外向型人間の独壇場」と思いませんか?

実は、ジョンさんが特別なのではなく、意外と「内向型人間」は、「営業職」に向いているらしいのです。

もちろん、向いているということは、「内向型」という特性が、功を奏した性質を兼ね備えているということです。

ここで気になるのは、「『内向型』の何が向いているのか?」ということ。

実は、

「相手を観察し、相手の心を捉え、相手に合わせて会話する力」

は、「内向型」が得意とする能力なのです。

そう、自分からぐいぐいいけないからこそ、「相手をじっくりと観察」して、「相手が何を考え、どんなことに喜びを感じるのか」を捉え、「相手に合わせて会話をしかけていく」ということが、とても得意なのです。

ジョンさん曰く、

「お客様が品物を買ってくれるのは、商品を理解したらからではなく、自分(お客さん自身)が理解されたから買ってくれるのです。」

というありがたいお言葉を述べられています。

「内向型」と聞くと、広くマイナスイメージとして囚われがちですが、実は、「内向型だからこそ優れている能力」があるのです。

▼まとめ

本記事では、「『内向型』ならではの能力を活かそう!」という内容をまとめました。

ぜひとも、お子さんの性格も客観的にとらえ、「力を発揮できること」に気づかせてあげてくださいね!!


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