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【モチベーション】「自制心」よりも強いのは「モチベーション」であるという話。

日々、「無駄遣いしない」というミッションをクリアすることで、「自制心」を高めているJUNです。

「自制心」というのは、簡単にいうと「我慢する力」。

その「自制心」は、筋肉のように「鍛えられる」ということは、どこぞで聞いたことがあるでしょう。

「小さな我慢」でもあなどってはいけません。

しかし、「どうしても我慢できない!」なんてことありますよね。

例えば、「勉強」とか。

本日は、そんな話題。

もちろん、「自分を奮い立たせて机に向かう」ということができる人は、もうそれなりの「自制心」をもちあわせているはずです。

しかし、「先延ばしにして、なかなか取り組めない人」もいることでしょう。

そんなお悩みを解決できる記事を書いてみましたので、ここで離脱せずに、「自制心」を働かせて、最後まで読んでみてくださいね。


▼「自制心」よりも強い「モチベーション」の力とは。

最初に、おもしろい実験をご紹介します。
#やってのける

心理学者のマーク・ムラバンさんは、「被験者にお笑い動画を5分間見てもらう」というこの時点ですでにおもしろそうな実験を行いました。

そして、一方のグループには、

「絶対に笑ってはいけない!」

と、どこかで聞いたことのあるような指示をしたのです。

そして、その後がまたおもしろい。

何をしたのかというと、お笑い動画を見た人たちに、

「まずい飲み物をふるまった。」

というのです。

結果、

「お笑い動画を笑わずに見た人ほど、まずい飲み物を残した。」

ということになりました。

そうです、

「『絶対笑わない!』という『自制心』をフルに発揮したため、まずい飲み物を飲むというところまで我慢ができなかった。」

のです。

しかし、さらにおもしろい条件を付け加えました。

なにをしたのかというと、

「まずい飲み物を飲んだ量に応じて報酬を与えた!」

というのです。

「報酬」がもらえることになった結果、どうなったと思いますか?

なんと、

「『絶対に笑ってはいけないグループ』も、普通にお笑い動画を見たグループの人たちと同じくらいまずい飲み物を飲んだ!」

というから驚きです。

この実験から分かったことは、

「『報酬』は、『自制心』を上回る!」

ということ。もっと言うと、

「『我慢する』というのは、『根性』ではなく『モチベーション』でカバーできる!」

ということなのです。

ちょっと分かりにくいので使える例を1つ。

例えば、

「算数が苦手すぎて宿題になかなか取りかかれない。」

という「自制心」が折れかけている状態であれば、

「『宿題』が終わったら『ゲーム』ができる。」

というように、

「『報酬』とのセット提供」

にすることで、「自制心」を乗り越えることができるのです。

さらに、この「セット提供」を「継続」することでさらなるメリットが訪れます。

それは、「自制心自体のレベルアップ」です。

冒頭で書きましたが、「自制心」は鍛えられるもの。

しかし、最初から「根性論」ではいってはいけません。

「気が進むものからこつこつと『自制心』を積み重ねること」

が大切です。

「漢字練習は得意!」という子どもさんは、得意な漢字から攻めていくことが肝心。

日々こつこつと漢字練習に取り組みつつ、「勉強するという習慣」がついたのなら、もしかすると、「気の進まない算数に挑戦するハードルが下がる」可能性があるのです。

ぜひとも、最初から「気合いで乗り切れ!」とノリと勢い任せにするのではなく、「モチベーション」と「習慣化」で計画的に「自制心」を育ててあげてくださいね。

▼まとめ。

本記事では、「『自制心』は、鍛えられるもの!」という内容をまとめました。

「我慢強さ」は、「生まれつき」ではありません。

これだけでも、将来に希望がもてますよね。

ぜひ、最初から「苦手克服」に取り組むのではなく、「得意伸長主義」で戦略的に人生ゲームをクリアしていきましょう!


noteを続けたい人は、こんな「サークル」で「自制心」をみがいてみてはいかがでしょう?


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