早大生が2023年度に100本見た映画から激アツ作品を紹介します

はじめに

 2023年度は映画館と大学以外に行った場所が思い出せません。数えてみたら80本くらい映画館で映画を見ていました。80ではタイトルとして弱すぎるので、配信で見たものも含めて110本ほど。
 僕は早稲田大学文化構想学部の1年生です。早稲田の文構をご存じない皆さん、僕のことは文学部の学生だと思っていてください。文学部だから映画の授業もあります。2年生からはメディア系の学科に行きます。サークルも映画系のところです。
 そんな映画好きの学生が選ぶ激アツ映画をご紹介します。


今敏特集!現実と虚構を描くアニメーション

 2023年は今敏(こんさとし)監督の生誕60周年ということで、各地で特集上映がありました。今監督の虚実皮膜の世界に一度足を踏み入れてしまったら、もう後戻りはできませんよ。ちなみに今敏は本名。

PERFECT BLUE

 ファーストカットからラストカットまで、ものすごいキレと勢いでたたみかけられます。僕の5本の指に入る作品です。

千年女優

 前作よりもさらに進化したリズム感をどうぞ。

東京ゴッドファーザーズ

 たたみかける奇跡の連続を僕たちは自然と受け入れることになる。

パプリカ

 今敏入門者の方はこれがおすすめです。

老人Z

 メカの動きが気持ちよすぎて涙が出ます。今敏氏は美術設定で参加。

MEMORIES

 今氏は第1話「彼女の思いで」の脚本を担当。僕のおすすめは第2話「最臭兵器」。戦闘機や戦車がめちゃくちゃかっこいい。

6時間!?濱口竜介の超大作をイッキ見!

 世界三大映画祭全てでの受賞など、近年世界的な注目を集めている濱口竜介監督。池袋の新文芸坐で特集上映を見てきました。

ハッピーアワー

 映画館に入ったのが16:05で、上映終了は22:10でした。通常2回の休憩があります。長いとは感じないですね。

親密さ

 こちらも4時間半くらいあります。4時間半無いとできない、贅沢な時間の使い方。

ドライブ・マイ・カー

 こちらは2時間59分と若干短め。濱口作品を見たことがない方はこの作品から見るのがおすすめです。変態的脚本と、それをすっと入ってこさせる演出。

東北記録映画三部作

 濱口監督に関連して、5月8日、9日に早稲田大学でこちらの作品の上映会をやります! 僕が運営チームの代表をしています。よろしくお願いします。

その他の旧作映画

 今敏と濱口竜介は全部見ていただくとして・・・
 2023年度に見た他の旧作映画からも厳選しておすすめを紹介!

セッション

 見終えたらガッツポーズ。めちゃくちゃ気持ちいいと思います。『ラ・ラ・ランド』の監督の作品です。

ダンサー・イン・ザ・ダーク

 閲覧注意。次の日予定は入れないほうがいいと思います。僕は劇場で大泣きしました。僕はこの映画が大好きです。視聴は自己責任でお願いします。

A

 オウム真理教のドキュメンタリーです。ドキュメンタリーってこうあるべきかもな、と思いました。信じるひとの美しさ。

新作映画

 新作映画も見ています。

怪物

 気持ちのいい脚本です。子役の二人が最高。

オオカミの家

 新たなアニメーション表現の誕生を見逃すな。意外と怖い映画ではないので躊躇しないで!!

笑いのカイブツ

 これが実話というやばさ。リトルトゥースは必見です。

夜明けのすべて

 あたたかくて、やさしくて、うつくしい映画です。16mmフィルムで撮影された映像の質感も作品の雰囲気にぴったり。

おわりに

 最後まで読んでくださってありがとうございます! 他にもおすすめ映画はたくさんあるのでいつか書けたらな。紹介作品のうち1本でも見てくれたらとてもうれしいです。見てくれた方は感想をぜひ教えてください。インスタ等でDMお待ちしています!!
 今月はエッセイをお休みします。実は月1投稿を目指していました。いつも読んでくださっている皆さん、どうもありがとうございます。こちらも感想をいただけると大変うれしいです。励みになっています。

 これからもはねるくじらのnoteをよろしくお願いいたします。

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