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陰と陽の健康法

身体の調子が悪くて困る。暑い日が続き、雨が降り、湿気がすごい。気温も気圧も湿度も値がおかしいわけだから、調子を崩す人が多いのではないかと思う。

気候や自律神経や人間関係……。
いろいろなことが複雑に絡むゆえ、健康法なんてものは一点突破で考えるのではなく、総当たりで臨んだほうがよい。

健康法を幅広にカバーしよう! というわけで、今回は「陰陽(気)」の観点から健康法をピックアップ。

① 心の不調が一番の原因

注目すべきは順位。心と身体が関係しているのは誰もが知ることだが、思っているよりも影響は大きいのかもしれない。

心の状態は各人各様なので、根本的な解決法を示すことはできないが、「心が健康に影響を与えている」ことを知ること自体が防御力を高めてくれるのではないかと思う。

夜遅くに悩むことは悪手。早く寝る。それができないなら、ネットフリックスでも観る。何も考えないものがいい。何も考えないアニメをどうぞ(↓)

② 背骨の歪みが二番目の原因

このへんはいかにも気功っぽい考え方だ。それぞれの臓器は背骨と神経でつながっているのだから、理にかなっている。背骨を良くすると、臓器にいい影響がでる。

各臓器は、関係する他の臓器にもいい影響を与えるので全体が良くなる。複雑につながるシステムを好循環に持っていくための起点となる場所をレバレッジポイントと呼ぶが、背骨は健康のレバレッジポイントと言える。

普段から背筋を伸ばすことを基本としつつ、左右前後に動かしたりひねったりするストレッチを日々のルーティンに加えるとよい。

あまり多くのことを実行するのは大変なので、上位①②だけで十分だとも思うけど、いちおう③④もご紹介。

③ 経絡から悪いものが入ってくる

完全に気の世界観。皮膚とその下の筋肉のあいだに気の通り道である経絡が走っているという考え方。このへんは世界観の話だから深追いしないが、対処法が簡単で実践的なので、取り入れる価値があると思う。

対処法はいわゆるツボ押し。ここで重要なのは、ピンポイントで押す必要はなくて、周辺をマッサージするくらいのゆるい感じでいい。むしろ、押しすぎはよくない。

それでどこを押すのか? この議論には終止符が打たれている。人体には10か所ほど、ここを押しておけばなんでも効くという「万能ツボ」があるのだ。

ネットで探せば、図解付きで載ってると思うので、ここでは万能ツボ+わたしの好きなツボの名称を列挙するにとどめる。

手と腕:合谷、労宮、手の三里
足:湧泉、太衝、三陰交、足の三里
頭と肩:肩井、風池、百会

④ 陰陽のバランスの乱れ

今回はこれがレア! 従来の健康法にはない発想。ひとには陰と陽の2つの要素があって、それが混じり合っている。内向型、外向型と考えてもよいと思う。

重要なのは比率。5段階くらいでざっくりとらえるのがよい。大きな陰(9:1くらいの強い内向型)、小さな陰(7:3くらいの少し強い内向型)、中立(両方の要素が同じくらいあり)、大きな陽(9:1くらいの強い外向型)、小さな陽(7:3くらいの少し強い外向型)。

だいたいピンとくる位置があるのではないだろうか。ちなみにわたしは、小さな陰~大きな陰の間だと思っている。昔は大きな陰だと思っていたが、人生経験を積むうちに本気で強力な陰を目撃して、自信がなくなってしまった。

とにかく、その人に固有の陰と陽の配分があり、それは生まれつき決まっている。そして、そこから外れた行動を多くとっていると、具合を悪くするというのだ。

たとえば、大きな陰の人が営業の仕事につく、連日バーベキューパーティーに参加するなど。これは確かに思い当たる。だいたいにおいて内向型人間は、社会から内向型でいることが許されないので、血と涙努力の結果、多少は外向型のふるまいができるようになる。

わたしもその例にもれず外交的に振る舞えないことはないのだが、そのあとつらくなる。陰の人は陰の気を回復させる時間が必要なのだと思う。夜、せめて寝る前の1時間くらいはひたすら陰でいることが必要だろう。

陽の気の人は?
やっぱりバーベキュー・パーティーなのかなあ……。すまない、門外漢だ!

※記事を気に入っていただけましたら、ぜひXも覗いてみてくださいね! 見事に陰のオーラを発散していますから!笑

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