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委託販売で魅せるアクセサリーのディスプレイ

数百点の中から自分の作品を見つけてもらうには

以前購入されるためには4つのステップがあるといいました。これはどんな素晴らしい作品でも最初のステップの「目に止めてもらう」ことができなければ意味がないということです。そこで見つけてもらいやすくなるディスプレイのコツをお話しますね。

イベントやレンタルボックスと委託販売が大きく違う点は自分ではディスプレイできない点です。委託店では展示場所や什器、ディスプレイなどはすべてお店のスタッフにお任せです。数十人の作家さんの作品が漠然と並んでるように思いますが、スタッフは区画にごとに最適な作家さんを振り分けそれぞれが一番輝いて見える場所を選んでディスプレイします。その小さな区画に作家さんそれぞれの小さな自分のお店が並ぶイメージです。

必要なのは統一感

お店に展示する作業は店頭スタッフに任すことになりますのでディスプレイに関して作家さんができることは「作品と台紙」ほぼこれだけなんです。 多くの作品が並ぶ中で自分の作品を目に止めてもらうためには自分のエリアに美しく作品が並んでいることが最も大切です。バラバラで見にくい展示では目にとまるチャンスは少なくなります。そこで納品の際に意識してほしいことは「統一感」です。アパレルのディスプレイは色や素材が違っても同じコンセプトで統一されていますので一体感があって整然として落ち着きますよね。それをアクセサリーで表現してみてください。作家さんは様々な大きさや色、形の作品を作っておられると思います。それでも統一感のある作家さんはとても美しく、並べると全体がアートのような雰囲気です。決して同じような作品ばかり揃えるというわけではありません。絵画や陶芸の個展をみたら様々なカラーや作風の作品が並んでいますが作家なりの統一感がありますよね。改めて自分のコンセプトを見つめ直して作品作りに活かしてください。

それでは具体的な作品のラインナップについては次回詳しくご案内したいと思います。


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