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挑戦:googleサイトで授業

 いつかはやってみたいと思っていましたが、単元が切り替わるタイミングでついにチャレンジしてみようと思います。
 現在、クラスルームを使ってリンクを貼ったり画像を共有したり、授業を行っていますが、私はロイロノートを使って評価をすることが多いので、「課題」の項目はほとんど使わず、クラスルームは掲示板と化しています。ただ、その掲示板も5クラス分の生徒を教えるとなると、いろいろな情報をコピペするのが面倒で、どうにかならないかと考えていました。
 そこで、以前からやってみたかった【googleサイト】を使った授業にチャレンジしてみることにします。

最初のページ

ここには、私が授業でよく使うサイト(quizletやロイロノート、ふりがな振りツール)のリンクと、連絡用掲示板をgoogleスライドを挿入して使用しています。
テストはいつだ。課題はこれだ。提出日はいつだ。という情報が載るようにしています。伝達ミスを防ぐためのしくみとして活用します。

授業のページ

 ここが一番のチャレンジですが、授業の記録をここに貼り付けようと思っています。具体的には、毎回のノートの記録(googleドキュメント)と、それと同じ内容のgoogleスライドのリンク、使用するjamboardのリンクなど。他にも、考察がよくかけている生徒の見本やjamboardの画像などを貼り付けていく予定です。
 こうすることで、授業を欠席した生徒が苦しまなくなることができるのと、漢字が読めない生徒がタブレットを積極的に活用してふりがな振りツールを使用できること、ノートを書く時間を削減することができます。
 余った時間を使って、問題演習や協働学習の時間を十分に確保してあげることができそうだと感じました。
 
 今年に入って、goodnotesを使って授業を作ってきましたが、結局私の手元にしか写真やノートが表示されないので、少しやりづらさを感じていました。であれば、ドキュメントやスライドを使った授業を行い、誰でも私と同じ情報が見られるようにすると、教材作成の時間も削減できるのでは?と考えています。

最後に

 今回の取り組みは、私の中でかなり大きな変化です。授業のイメージである、ノートをとることや、黒板に板書することを削って、パソコンの画面を使って授業をすることになります。こんなことをしていると、「授業中にパソコンで違うことをしていたらどうする」「手で書くことが頭の発達には良いんだ」「書く力をつけなければ」「漢字が覚えられないだろう」という言葉が浴びせられるのは予想できます。
 しかし、この子たちの未来を考えたときに、パソコンを扱うスキルがないと絶望的に仕事の効率が悪くなること(現在の学校現場がこれに近い状態)、手で書くことよりも、音声入力やタイピングを使用する機会が多くなること、手で書く時間よりも、他者との協働学習やアウトプットの時間を確保した方が「仕事ができる人間」に近づくことという考え方を持って授業をしてみたい。と思いました。
 私自身、スライドを使って授業をしたことなんてほとんどないし、生徒が書く手描きの文字を。ノートを通してみるのは大好きだし、文房具好きからすると「今どんなペンが流行っている」とか、「このペンは○○という商品でしょ」とか考えながら仕事できるのは幸せです。
 まずやってみたい。ダメなら変えたい。子どもたちにもそれを伝えてから、授業に取り組んでいきたいと思います。



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