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送球漂流記 vol.3

バーターになろう!

Vol.2のところで、地方の著しい少子化状況下におけるスポーツ現場は、各競技が子どもたちの取り合いをしているというような内容を書きました。

Vol.2耕して築く⇒

スポーツ大国アメリカとは異なって、夏期は◯◯、冬期は◯◯というように各競技のシーズンに合わせて子どもたちがスポーツをするということは日本においてはあまり多く見られません。ともすれば、やはり新潟県においてハンドボールは選択されにくいというのが現状です。なおさらに、です。

もちろん、ハンドボールができる環境が少ないこと(チーム数が少ないことや場所がないこと)や直接ハンドボール競技に触れる機会がないこと(関係者が少ないことや学校体育で扱われないこと)など、目下の課題はたくさんあります。その課題を一つずつ解決していくことも重要かもしれませんが、僕は人気競技のバーターでいいと思っています。

中学生になったら野球を選択してもいい。高校生になったらバスケやサッカーを選択してもいい。カテゴリーが上がるときに、一つの競技に集中するということは賢明な選択だと思います。ゆえに、小学生のジュニア期にはより多くのスポーツに触れて欲しい。カテゴリーが上がったときに、より多くの選択肢を持つためにも。

しかし、新潟県の中学校にハンドボール部はありません…

だからこそ、バーターになろう!です。

ハンドボールの「走る」「跳ぶ」「投げる」などの運動動作経験が、他競技へ専門的に移行したとき、活かされてくれるのであればハンドボールには大いに価値があります。人気競技のバーターとしてハンドボールを位置づけることができれば、ハンドボールの認知度が少しは高まってくれるのではないかと思っています。

参考

森永さんのnote⇒

長沢さんのTwitter⇒

木之下さんのTwitter⇒


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