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「何も決めない」ことが理想

「本番」に強く見える。「本番前」に非常に弱い。
もちろん私のことです。

まず「本番」の定義ですが、別に何かをやるってことだけじゃないのです。
お出かけをする、何かを見に行く、友達と会う、誰かが家に来る…
〇〇の日だからあの本を職場で読む、明日こそ確定申告を始める…
この日は一日休み、午後はのんびりする…
今夜は絶対刺身、おやつにアイスを食べる…

これをするって決めたとたんにそれは私の「本番」になります。
そして、本番前は緊張するのです。
果たして、それがきちんとやり遂げられるだろうかと。

明日朝起きたら体調が悪くなっているかもとか
ドタキャンをしたら申し訳ない
準備不足
遅刻したらどうしよう
急に用事が入るかも
おなかがすかないかもしれない

ほぼほぼ取り越し苦労に終わります。
でも、「本番」になるまでは「本番前」です。
「本番」に入る前までは本当に緊張をしています。

ちなみに、かなりの大型本番でも一切そんなことは顔に出ません。
告げたとしても、まず信じてくれる人がいません。

続いて、「本番前」の定義ですが、本番の前なので、直前だけではなく1週間前、1か月前、1年前でもモノによっては本番前です。
↑これはわかる

さらには、本番中でもその次の瞬間の「本番」の「本番前」なのです。
↑これわかりにくい

つまり、セリフが連続で2つある舞台に立つとして、1つ目を話しているときはその1つ目のセリフの本番をしているのですが、2つ目のセリフの本番前だからまだ「本番」ではないのです。
↑まだわかりにくい?

とにかく結構ずっと緊張しているってことです。
その割に、予定をやたら入れるのですが。

いつかは、常に「何も決めない」状態にしていきたいとは思っているのです。
いつかは。
でも、難しいですよね。

さて、これから絵本のワークショップをしに行きます。
準備は、ちゃんとしたと思います。
非常に緊張しています。

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