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親が認知症かな?と思ったら

加齢による物忘れなのか?認知症なのか?認知症であればどこに相談すればいいのか?

親が認知症かなと思ったらまずは「認知症ケアパス」を活用してください。認知症キャンパスは地域の認知症の情報だけをまとめたガイドブックです。認知症になったらどうしたらいいのか、認知症なのかどうかのチェックリストや相談できる近所のクリニックがどこにあるかの地図が掲載されています。自治体によっては窓口冊子をもらいに行かなくてもホームページにPDFが貼ってある自治体が多いです。「市区町村 認知症ケアパス」で検索してみてください。



認知症は「早期発見」が大事です。ケアパスではチェックリストが掲載されています。こちらで加齢による物忘れなのか、認知症なのか確認してください。ご本人と一緒にチェックができると1番いいですが、難しい場合はご本人の状態を思い浮かべながら家族がチェックしてもいいです。合計の点数が高かった場合は、かかりつけのお医者さんに相談することをお勧めします。かかりつけのお医者さんがいない場合、認知症キャンパスには認知症の相談ができる「物忘れ相談医」がいる医療機関が掲載されています。まずは電話で相談してみてください。
ご本人が診察に行くのを嫌がった場合一覧の中にはご本人が定期的に検診を行っている病院やご家族が通院したことがある病院などもあります。また物忘れ相談医がいる病院には内科、脳外科、整形外科、泌尿器科、歯科にもあることがあります。

物忘れ相談医に相談することで認知症の専門医につながります。認知症は原因となっている病気を突き止めることが大切です。早めに治療すれば改善できる病気もあります。具体的には、正常熱水頭 症慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症などです。
アルツハイマー型認知症の場合でも早い段階から薬の服用や適切な対応で進行を緩やかにすることが可能だと言われています。
「もしかして認知症も?」と思ったらまずは認知症ケアパスを入手して1日でも早く物忘れ相談や認証専門医に繋げてください。

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