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【STORY#4】 3.11 見つめ直した日

3.11
この日は大きな出来事があった日でもあり日本中がパニックになり、東北の地域が被災し多くの方の命が奪われてしまった日。

3.11
この出来事で自分のこれからを見つめ直した日。


2011年3月11日


専門学校を卒業して新卒で入社した会社を退職し、単身アメリカでEXOSインターンシップを受講。帰国後トレーナーとしての仕事はなく3年目に入ろうとしていた時。

昼夜池袋のGUの新店舗の工事現場にて日勤夜勤を繰り返していました。
まだ工事が開始されたばかりで骨組みだけど現場には思い鉄骨などが立てかけられていたまんま。
階段もしっかりできてないので人は登らず簡易的なエレベーターで移動。

東北大震災直前最上階に工事後の掃除と荷物を取りに向かいました。
エレベータに乗った瞬間揺れに気づきだんだんと揺れが強くなっていく中で5階へ到着。

エレベーターの扉が開いて降りた瞬間目の前に広がっていたのは悲惨な光景。
しっかりしていない階段は崩れ落ち、立てかけてあった鉄骨や棒はいろんな方向から倒れ落ち揺れで身動きを取ることもできず。

ただ頭を抱えてその場で小さくなる事しかできませんでした。
今思えばこの時何事もなかったのは奇跡なのかも。

これから調べたりニュースの中で東北大震災という事。
津波で多くの方の命がなくなった事を知りました。

日々生きて行く事に追われ、日勤夜勤を繰り返していた自分にとってこれがきっかけで自分を見つめ直した日でもありました。


全てをやめて仕事”0”に

アメリカから帰国してもトレーナーとしての仕事が増えず目の前を生きていく為だけに仕事をしていたけど、この出来事をきっかけに全てのアルバイトをやめる事にしました。

収入もない仕事0の状態です。

専門学校に行って、新入社員として就職した会社も辞め。
アメリカでインターンシップおえて帰国してもGUの工事現場でアルバイト。

これじゃだめだと。
今まで学んできたことで与えられる価値を作っていかないと。

アルバイトを全部やめて、名刺を作ってセミナーや懇親会で配り歩きました。ボランティアでもいい。なんかやらせて欲しいとおこがましく。

この時23才。
3.11で自分を見つめ直してどんなことが自分にできるのか。
群衆の中に埋もれてしまうのが嫌だったのかもしれないし、単純に目立ちたいだけだったのかもしれないけど、あの時全部を辞めて関わる事のできた人たちとの繋がりは今でも活きています。

24時間チャリティーマラソン 東北大震災募金開催

2015年2月には小規模個人単位ではありますが135kmのコースを繋いで1km10円換算 参加費500円の全額寄付でのイベントも開催しました。

勝手に24時間チャリティーイベント

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集まったのは6000円くらいで全然少ないんだけど10名の方が途中参加で参加してくれて本当に嬉しかった。
走る事が少しでも力になれば。
走る事が誰かのためになれば長く続けられる気がした。


”走る事が誰かのためになる”コトこれからも続けていきたいと思う。


今日yahooで検索すると10円が寄付されます。
多くの人に検索してもらえたらいいなと思います。


関わる全ての人が健康で過ごせるように

代表を務める合同会社コアデザインを設立する時に決めた自分がやるべきコト。
社会的、精神的、身体的。全てにおいて健康になる。

でも、そのためには楽しい事がなくてはダメだし
その楽しい事がまた違う楽しみを産んでくれたらいいなとその為の活動をしていこうと決めました。

病気をしないことだけが健康じゃない。
トレーニングを伝える事だけがトレーナーじゃない。

そう思える決断をさせてくれたのが9年前。


今は違う出来事が起きているけどやることは同じ。
関わる全ての人が健康で過ごせるように運動の楽しさを知ってもらって健康な人が増えたらいいなと思います。


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