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もう推しなんていないなんて言わないよ絶対

うちの推しが今度テレビ出るんで見てね~
と、小学校からの友人がLINEを送ってきました、先日。
我々もうアラフィフなのですが、楽しそうでいいですよね。

そう。
「推しがいる人生っていいなぁ~」と。
最近、いろんな人と話をするにつけ、そんな気持ちが芽生えてきます。
推しがいるから頑張れる、みたいなこともよく聞くし、誰かのことを好きな気持ちをそうやって前面に出せることが、すごくいい!

私にも推しがいたら、もっと生活が楽しくなるのではないかしら。
そうだ、推しが欲しい!


…とは思うものの、私には推しがいないのです。


もちろん、好きになる気持ちは、あるんです。
たとえば今いちばん好きな俳優さんは、柳楽優弥さん。これまで好きになったアーティストとかだと、岡村靖幸さんとか、ヒイズミマサユ機さんとか、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんとか。どの人も本当に好き♡

でもね、今こういう話題だから書いているだけで、普段は好きなアーティストさんとか俳優さんとかの話、しないんです。したくないんです。どんなに好きでもファンクラブみたいなものに入ったことすらありません。

もしかしたら私は単に、好きなものを公言したくないタイプなのかも。
「見て!私の推し!」みたいな愛情表現よりも、閉じ込めて眺めてニヤニヤしているほうが性に合っているという…。
く、暗い!でも、確かにそういう傾向は認めます。
ずっとそういうスタンスで生きてきたと思います。


でもでもね。
不思議なことに気づいてしまったんです。

よくよく考えてみたら、アロマやハーブに関してだけは、ハマって以来ずっと私は、人に推すという行動をしているのです。

人に共有しやすいというわけでもなく。
というかむしろ、相手が引いてようがガッツリ話してしまうことも、しばしばある程です。

わざわざ推せるブレンドを作って売り歩いたり。
もっとみんなにこの魅力を知ってほしくて、講座を開催したり。
何かに取り憑かれたように、そんなことを始めて早10年。
今もなお情熱は冷めることなく。

あら、なんだ。
立派に推し活してるじゃない私。


この情熱というか使命感というか、その正体が何なのかよくわかっていませんが、この気持ちはきっと「推し」という言葉が一番しっくりくる。
そう気づいてしまった、今日この頃です。

というわけで、私の推しは植物です!ということになりました。
やっぱり、なんか暗い!!!(笑)

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