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アップルパイのレシピ

アメリカンフットボールはお好きですか?ぼくは、ルールは半分くらいしかわからないですが、迫力と戦略性が楽しくて好きです。スーパーボウルの日は休暇をとって観戦するのですが、現地ならビールにチキンとかなんでしょうが、時差のある日本で、それでもせっかくなので朝からアメリカっぽいものを食べようと、毎年アップルパイを焼くようになりました。りんごのフィリング(メインの具)は皆良田光輝さん、カスタードクリームはマルヴィジ春華さんのレシピを参考にしています。

[1] 材料確認・買い物
パイシート(3台分)
フィリング用:りんご(大きいものなら3個、小玉なら6個)、砂糖(120 g)、バター(80 g)、レモン汁(50 ml)
カスタードクリーム:牛乳(200 ml)、砂糖(50 g)、卵黄(2個)、小麦粉(薄力粉:20 g)、バニラエッセンス

[2] 調理:りんごのフィリング
(1) りんごの皮をむく。多少皮が残るくらいの粗めでいい。四等分した上で1 cm厚さくらいにスライスする。
(2) 大きめの鍋にバター80gを入れて火にかける。溶けてきたら、りんごを投入する。山盛りになっても煮込んだらサイズが減るのでビビらない。同時に上から砂糖120 g(大さじ10杯)もかける。(↓「ビビらない!」の例)

(3) いったんりんごの水分が出てきて、りんごが沈んでくるので、しずかにかき混ぜる。水分がとぶまで弱火でコトコト煮込む。(1時間から1時間半)
(4) 水分がとんだらレモン汁50mlを回し入れる。同じくらいまで水分が減るまで、さらに火を加える。
(5) 火を止めて粗熱はとる。完全に冷めなくても良い。

[3] 調理:カスタードクリーム(りんごを煮込み始めてからこちらを始めても時間的にはだいぶ余裕があります)
(1) ボウルに卵黄2個、小麦粉20g(大さじ2杯)、砂糖50g(大さじ4杯)を入れて、泡立て器でよくすり混ぜる。白っぽくなるまでがんばる。
※この作業はフランス語で「ブランシール」というそうなので、面倒くさくなってきたら、頭の中で「おれはいまブランシールをしているのだ・・・」と唱えるとパティシエになった気分で、がんばれます。

(2) 牛乳200mlに、お好みでバニラエッセンスを3-4滴加えて、鍋で温める。沸騰する直前まで、ただし膜が張るほどは熱しないよう注意。
(3) 温めた牛乳を、ゆっくりボウルに入れながらかき混ぜる。
(4) ボウルから鍋に戻して、弱火で火を入れる。小麦粉に火が通ってとろみが出てくるので、こげつかないようにしばらくヘラで混ぜる。ある程度まとまるくらいになったら、火を止めて別の容器に入れて冷ます。粗熱が取れたら冷蔵庫へ。

[4] あとはパイを焼くだけ
(1) 冷凍のパイ生地を10分くらい室温に戻しておく。
(2) パイを包む準備を始めるくらいに、オーブンを220℃に予熱しはじめる。
(3) パイの下地にカスタードクリームを乗せる。塗ると言うよりは多めに乗せてもいい。
(4) りんごのフィリングをカスタードの上に乗せる。
(5) パイの上生地は少し延ばしてから、周辺部に水を少しつけて塗らしてから被せる。具をたくさん入れたときは大きめに延ばす。(入れすぎたときは具を減らす)
(6) 端をフォークで押えて、オーブンへ。

(7) 220℃で18分から20分、焼き目がついたら完成。

形はいろいろですね。パイ生地で網を作ってもいいと思いますが、ぼくは具をしっとり食べたいので密封派です。

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