【詩】駅
秋の中
佇まいの儚さに
心残して
遠ざかる
電車から
見る駅は
揺らめいて
幼い私が
手を振っている
外につながる
たった一つの入口だった
小さな世界の小さな私
詰まった思いが秋を増す
故郷を置いて行った日も
澄んだ秋の晴れだった
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秋の中
佇まいの儚さに
心残して
遠ざかる
電車から
見る駅は
揺らめいて
幼い私が
手を振っている
外につながる
たった一つの入口だった
小さな世界の小さな私
詰まった思いが秋を増す
故郷を置いて行った日も
澄んだ秋の晴れだった
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