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『窓』ー詩ー

春の間だけ
満開の桜を
見せることができる

雨よ降るな
風よ吹くなと
祈りながら

花柄の掛け布団に
寝てる君は
まるで花の妖精のようで
この切なさは
どこで拭えばいいのだろう

あなたが瞳を閉じても
桜の美しさは同じだけれど
やりきれない心は
花びらを頬張ることも
いとわない

そう遠くはない
いつかを 思う日々に
少しの気の迷いが
あなたの寝息を耳にするたびに
襲ってくるのです

✴︎✴︎✴︎

季節外れの詩ですが。
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#私の作品紹介

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