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現代アートが成立するバックグラウンドとその周辺は、不可解だが、分かりやすい世界かも知れない。 それは、現代アートの価値を論じる為には、*現代の「メディチ家」(Casa de' Medici:ルネッサンス期にイタリア・ファレンツェに於いて、その財力で芸術家を支援した)という存在のバックグラウンドで成立するという事だ。 そのバックグランドは、狭義の*アートワールド(現代アートの価値と価格)は、なんで決まるのだろうか? 影響力のある現代アートの祭典は、ヴェネツィア・ビエンナーレ
くぅ~~~、泣ける泣ける。 料理にまつわる15の物語がおさめられた角田光代さんの『彼女のこんだて帖』を読んだ。夜にハイボールを飲みながら読んだら、こらえきれずこっそりと泣いた。お酒が入るとやばいぞ、これは。 失恋をした女性が自分を励ますためにラム肉を焼いたり、妻を亡くした男性が妻の手料理を思い出したくて料理教室に通ったり、どの話もじんわり切なく、あたたかく、どうしようもなく泣けてきてしまうのだ。 読んでいるあいだは自分がドライアイであることを忘れるくらい、目が潤みっぱな
ぼくは工場を何も知らなかった ぼくが製造業というものづくりの世界に文字通りものづくりの世界に文字通り飛び込んで半年が過ぎました。以前も今もなのですが、「工場の息子」であるとか「ゆくゆくは3代目」とか、そういうキャッチコピーが上手い事キャッチーなキャラクター像としてぼくを認知してもらう助けになっていました。 しかし、実際のところ、ぼくが最近行っている「工場見学についてnoteに投稿する"町工場の広報"」的な役回りや、町工場の新規顧客を探して繋ぐ営業などの仕事をするまで、「工場