ただの花好き

日々の吐き出しきれないものをただ吐き出す場所。

ただの花好き

日々の吐き出しきれないものをただ吐き出す場所。

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花が好き。 幼い頃は花屋になりたいと思っていたりもした。 成長してからはペットショップの飼育員さんになりたいと言ってたけれど その間もずっと花は好きだった。 散歩をする時に母が色んな花の名前を教えてくれる。物覚えの悪い私は中々覚えられないけれど、何度でも教えてくれる母も好きだから何度も聞いた。 今でも一緒に散歩をすると色んな花を見て談笑する。 花の中でも多年草という括りが好き。 毎年ある時期になるとその場所に咲く花があるということにワクワクしている。 桜、金木犀、百日紅、

    • 我慢癖

      吐き出し方が分からない どれくらいの気持ちになったら どうやって どんなタイミングで 飲み込めば全て上手くいくように見える 変化は必要だ でも怖い 道は見えていても 何かを失うのが怖くて 立ち竦む 表面じゃなくて 深層からの言葉 届けたい 届けられない どうすれば わかってる でも動けない 動きたいのに 体が言うことを聞かない

      • これまでの出来事 いいこと 悪いこと ただの過去としてあったものが だんだん消化され 私の一部になっていく 私の嫌な黒い面も まだ磨いてる途中だけど 綺麗にしたらきっと 何よりも輝く一面ができる 本革みたいに 丁寧に手入れをすれば 私だけの宝物になる 私の宝物を好きになる人は きっと居る その人の宝物を 私も好きになりたい

        • 水の底に沈んでいきたい いつからかその気持ちが 私の心の中に留まるようになった 五感を全て水に預け 何も感じなくていい時間を過ごしたい 見てしまうから 聞いてしまうから 触れてしまうから 苦しいんだ 何者にも気を遣わなくていい 自分だけの世界へ

          久しぶりにコンタクトを外して外に出た 夜の風が気持ちいいので月を見上げた 半月のはずなのにピントが合わず満月に見えた 私はいつもレンズに矯正された視力で 物の姿を認識している 何も通さずに見る世界はぼやけていて 散らばる光が美しく 汚いものも見づらくなった 存外悪くないかもしれない

          彷徨

          私はこのままでいいのだろうか そんなことを考えながら、猫を撫でる あてのない不安に襲われる 何かをするには私には何も無い 努力をするにも選べない 決めれば行動できるけど 決めたら行動しなきゃいけなくなるのが嫌だ 一人でいたいけど独りになりたくない だから世話をする対価に この柔らかい生き物の温もりを 享受しているのだろうか

          分岐

          人生は選択の連続だ 食事ひとつにしても 散歩にしても 何にするか どこへ行くか 何をするか こんなにも自己肯定感の低い私でも 過去の自分の選択を 選んだ道を 悔やまないようにしている 変えることの出来ない過去を悔やむのではなく 私は未来を見て生きていく

          濡れ鼠

          雨が降っている どこからか落ちてきたその雫は 私達の髪を濡らし服を湿らせる 付着した水滴が増えると 服が重くなり 体温と体力を奪う 雨を止ませることは出来ない せめてその雫を拭って 身を寄せあって身体を温めよう 冷えた身体を抱き締めながら 雨が止むのを待とう 雲が晴れなければ 日向を探して歩こう 湿った服を乾かすのには 時間が要るけど 話していればすぐだよね

          激走

          やっと気付いた 立ち止まってる場合じゃない 走れ、走れ、走れ 目標に向かって真っ直ぐ走るしかないんだ 走れないなら歩いてでもいいから進め 時には振り返ってもいい 躓いて転んでもいい ただその足は止めるな 時間は待ってくれない 常に流れて私たちを置いていこうとする 負けてたまるか 私は昔の自分を超える

          私は鏡そのものかもしれない 私は人に優しくしたい 優しくされたいから たとえ通りすがりでも 知り合いでも 何も変わらない 私は人を愛する 愛されたいから きっと私は鏡そのものだ 追記 鏡が移すのは反転した虚像だった それを知ってなお私は鏡だと思った 捻くれて全て反射してしまうんだろう

          証明

          何でもない朝だった 猫に餌をやりゴミ出しをする 君に会いに行きたいと思った ダメだと分かっていても 自分の気持ちには素直で居たいから 散歩をすることにした 君のいる町へ向かって歩こう きっと途中で疲れて帰るだろうと高を括って 1歩ずつ君へ近づいていく それだけで嬉しくて 歩調がだんだん早くなっていく 君のいるところなら どこへでも行ける気がする そんな言葉は例え話だと思ってた でも私は君に会いに来た 例え話なんて言わせない 私の気持ちは本物だ

          思慕

          風雨に揺れる櫻を見て想う まだ散らないで、枯れないで もう少しだけ咲いていて 桜吹雪も桜の絨毯も 僕一人で見ると 物悲しくて 寂しさを埋めるように 花を愛で 本を読む 君に触れるもの全て 君の目に映るものにさえ 嫉妬してしまいそうだ この寂しさが僕の想いを膨らませ また明日へ連れて行ってくれるのだろう

          泥水

          何をやっても時間は埋まらない 泥水はいくら濾しても泥水 汚くて臭くて目を逸らしたい 上澄みを啜って綺麗だと思い込む いつか気発して雲になり雨が降り 山に染み込み湧き出てくるまで とても時間がかかる。 それまでにまた追い越されていく その間に私はまた汚れていく この時間は埋まらない 私は汚いままだ

          無力

          近頃、私には何も出来ないことに対する無力感に どうしようも無い憤りを感じる。 他人に怒ることはゼロと言っていいほどないけれど 自分に対しては際限なく湧いてくる。 もっと違う行動をしていればよかった。 あの時こうしていればよかった。 こんなことしなければよかった。 何事も反省は大切だけれど 行き過ぎてしまえば自傷行為のようなもので 自分の心をボロボロにしていくだけ。 他人に対しては 悪いところを探すとキリがないから 素敵なところを探す。 自分にも当てはめられるよう

          意志と信念

          私は自分の中にあるポジティブな感情は素直に出していきたい。 逆にネガティブな感情は出したくない。 noteにネガネィブなことを書くことが多いのはきっと、言いたいけど言えない気持ちからなのだろう。 ずっとポジティブでいることは出来ないから、ネガティブになるときもある。 それこそが人間なのだろうとは思う。 しかし直接ネガティブな所を誰かに見せるのは気が引けるから、こうしてnoteにしているのだと思う。 ポジティブな私を見てほしい。 ネガティブな私も受け入れてほしい。 不器用

          刻印

          書いては消してを繰り返す。 小さい頃は紙に書くことしか知らなかった。 消しゴムで消しても真っ白にはならなかった。 少しずつ跡の残りづらくなる方法を学んで、 跡の残りづらい道具を選ぶようになった。 それでも無かったことにはならなかった。 それが私の存在した証であり、歴史だと思っていた。 今ではSNSに投稿をしたり、こうして記事を載せることで私は0と1の世界に存在を証明している。 この薄い端末で文字を打っている間は、簡単に無かったことにできる。 Back spaceキーを