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038 クィア・アイのミラクル

今日は、たまに無性に観たくなる番組"クィア・アイ"を観た。

"クィア・アイ"は2018年から始まったNetflixオリジナルのリアリティ番組で、5シーズンまである人気番組だ。これまでに計8つのエミー賞に輝いており、 LGBT有色人種コミュニティでの代表作として知られているようだ。

ゲイとノンバイナリーの5人組"ファブ5"がそれぞれの技術を駆使して依頼人の外見と内面をステキに改造していく様子は観ていてワクワクする。

"ファブ5"の5人はそれぞれ、料理・ファッション・カルチャー・インテリアデザイン・美容のクリエイターで、とてもセンスが良く、なんといってものあるチャーミングな人柄がとっても魅力的。

"クィア・アイ"では依頼者の、"自分を変えたい、変わりたい"という願望に対して、自分の殻から出ることを最高な形で5人がお手伝いする。

変わるきっかけを探し"クィア・アイ"に依頼してくる人々は、その勇気のある行動とは裏腹にまだ心の中に拭きれない何かを抱えている。

"ファブ5"の5人は外側だけでなく、メンタル面のサポートも忘れないところが素敵だなぁと思う。

依頼者の気持ちを汲み最高に演出していくためには、心の根底にあるものを一度出し切る必要があるようだ。依頼者が自分の内側と向き合うシーンはグッとくる。

"ありのままの自分でいい、輝けるんだ"と、5人に出会う事気づかされた依頼者の顔が自信にみなぎり、みるみる変わっていく様はまるで魔法だ。

見事変身した依頼者はまるで別人のよう。そう観えるのは、外側だけではない内側での変化が大きく影響しているのだろう。

日本を舞台とした"スペシャルシーズンクィア・アイ IN JAPAN!" も配信されており、日本人という共通点からか、より身近に感じた。

人はみな、生い立ち・経験・環境・状況が違う。それぞれが自分なりに暮らしていて、何かを変えたいと思っても、どうしたいいかわからない。そんな時、"クィア・アイのファブ5"みたいな、お茶目で愛のある存在が現れて、思いも寄らない最高の演出自信を持つきっかけをくれたら、それはミラクルだ。

新シリーズのシーズン6も楽しみだ。

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