自分らしいモノづくり。| クリスチャンのモノづくりにおける、ブランディングメソッド
カタチあるモノも、カタチのないモノでも、メッセージにおいても、
何かをつくり出すときには、「ブランディング」が効果的です。
ブランディングは、自分らしさ・個性を生かすためにも有益ですし、
他のクリエイターを尊重することにもつながります。
「自分」について見つめ直し、クリスチャンである自分らしいモノを、発信していきましょう。
1. ブランディングとは何か
ブランディングとは、自分のモノを他人のモノとを区別するために行う、自分らしさの追究です。
もともとは、自分が作ったモノに「これは私がつくったのよ!」という想いを込めて、自分の焼印を入れることがブランディングでした。
作ったモノに統一感がなくても、サインを入れてしまえば、自分のブランドの出来上がりです。
しかし、人々は競争社会の中で、“経営戦略” を考えるようになり、自分らしさを兼ね備えたモノづくりをはじめました。
この経営戦略が、現代におけるブランディングです。
ブランディングを行うと、作り出すものに統一感が生まれ、
誰が見ても「この人のモノ!」と分かるようになり、
自分のブランドが確立されていきます。
世の中の企業はほぼ全て、創設時、あるいは経営が傾いてきたときに、このブランディングを行います。
... では、クリスチャンのモノづくりにおいてはどうでしょう。
自分らしいモノづくりをしていますか?
自分らしいメッセージをしていますか?
自分たちらしい教会を建てていますか?(建物ではなくて。)
クリスチャンの世界にこそ、ブランディングは必要です。
次は、クリスチャンのブランディングについて説明します。
2. クリスチャンのブランディング (nakasone式)
ブランディングは、世の中の企業はぼぼ全てと言っていいほど行っている、と言いましたが、クリスチャンのブランディングは、企業ブランディングと同じように行うべきではありません。
私式クリスチャンブランディングと企業ブランディングの違いは、ステップに違いがあります。
企業ブランディングでは、自分らしさを自分で作り(考え)、その作られた自分らしさの上にモノを作ります。
こんな感じ。
一方私式・クリスチャンブランディングは、すでに持っている自分らしさと、神様から託されている使命の上に、モノを作ります。
神様が自分だけに与えている使命と、
自分にしかない「ジブンらしさ」をベースに、
自分にしか作れないモノを作るのです。
これがナカソネ式のブランディングです。この方式は、私のすべてのコンサルティングのベースになっています。
自分らしさと使命とをベースにしたモノづくりは、結果的に神様から与えられているビジョンを果たすことにつながっていきます。
3. 自分らしさを見つけよう
では自分が持っている「自分らしさ」とは、何のことでしょう。
私が青年たちにコンサルティングをする時には、いつも次のことを質問しています。
・好きなモノ
・嫌いなモノ
・得意なコト
・苦手なコト
・興味がある分野
・生い立ち
そして、
・将来の夢
クリスチャンに限らずですが、これらはひとつひとつ、自分をつくる自分らしさのカケラです。
好き・嫌い、得意・不得意はわかりやすいと思いますが、
自分のバックグラウンド (育った場所・学んだ環境・両親の仕事など) も、実は自分らしさのカケラです。
そして「将来の夢」は、そのまま神様から与えられた「志」と捉えます。
神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて
志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。__ピリピ人への手紙 2:13
私たちがそれぞれに持っている「夢 (志)」は、実は神様からの使命なのです。
ただし、「サッカー選手になりたい」とか「動画クリエイターになりたいとか」「ハリウッドスターになりたい」とか「総理大臣になりたい」とか、それすなわち使命、ではなくて、
サッカー選手になってどうしたいのか、
動画クリエイターになって何をしたいのか、
ハリウッドスターになってどうしたいのか、
総理大臣になって何がしたいのか、
そっちが神様からの「志」です。
職業はあくまで、志をカタチにするプロセスにすぎません。
この「志」すなわち「神様からの使命」に、
「自分らしさのカケラ」を組み合わせていくと、自分がつくるべきモノが見えてきます。
自分のこれまでの人生を振り返ってみて、
まずは自分がどんな人間なのか、客観的に観察してみましょう。
それから、自分の「〇〇したい」という気持ちを、
自分らしく実現させる方法を考えましょう。
そうして作られたモノ・メッセージは、自分にしか作り出せない、自分らしい作品となり、
その作品は人々の間で働き、
神様のみこころ(志)が実現していくことになるのです。
4.他人のモノを尊重しよう
最後に、もうひとつ大切なことをお伝えします。
それは、
「自分の作る自分らしいモノと同じぐらい、他人が作るその人らしいモノを尊重する」
ということです。
しっかりブランディングされた・されてないに関わらず、誰かが作ったものには、その人の想いが込められています。
その人の作品が「いいな」と思って、憧れることはいいことです。
「自分もそんな風に作品を作ってみたい」と思うのもいいことです。
自分のスキルアップのために、「いいな」と思うものを真似してみるのも、悪いことではありません。
そうすることで、新たな自分らしい技を発見できることもあります。
しかし、もし自分の作品が、
他の誰かが一生懸命考えた「その人らしさ」を奪ってしまっていたとしたら、少し考え直さなければなりません。
誰かのモノを自分の作品にしてしまったら、
その人が2人も存在してしまうことになるし、
その人らしさがなくなってしまうし、
あなた自身もいなくなってしまいます。
あなたにはあなたにしか作れない作品があるのです。
あなたはあなたらしいモノを作り、神様のみこころを実現させてください。
その人はその人らしいモノを作り、神様のみこころを実現することでしょう。
ぜひ、自分らしいモノづくり、してみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ライターのナカソネミチルです。
中高生クリスチャンとクリスチャン女子をはじめ、次世代を担う若い子たちへ、自分らしく世界で輝く光になっていくためのコンサルティングを行っています。
信仰的にも経済的にもまだまだ発展途上な若いクリスチャンたちへ、
コンサルティング及び、学びとトレーニングを提供していくために、どうしても資金が必要となっています。
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