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愛とは自分本位ではない

愛ってなんだろうと考えた時に私はどれだけ相手に寄り添えるかだと思う。

人それぞれ価値観が違うから愛情表現も多種多様になってくる。

サプライズが好きな人がいれば、好きじゃない人がいる。

まめに連絡とりたい人がいれば、とりたくない人もいる。

それは、誰もがわかっているのだけども、愛情の押しつけや見返りを求めるから衝突してしまうのだろう。

例えば、バレンタインがもうそろそろ近づいてくるが、その日は女性が好きな相手にチョコを送る日と日本ではなっている。

とてもロマンチックで素敵なことだし、ほとんどの女性は好きな相手、特別な相手にはチョコを送りたいと考えるだろう。

女性は特別な相手に自分の気持ちを伝えたい生き物であり、それを表現する方法があるのならやりたいと思うからだ。

だが、バレンタインを特別視していない男性がいたとする。

その相手は特にイベントに興味もなく、貰わなくてもいいとおもっている。

その場合だとしても、女性はチョコを相手にあげるだろうか?

恐らく、ほとんどの人があげるだろう。

ここまではよしとしよう。

そこでの男性の反応がイマイチで特に喜んでくれなかったり、別に欲しくもないと言っているバレンタインにチョコを渡したのにホワイトデーのお返しがないとなると女性は怒ったりしてしまうだろう。

そして、男性は自分が求めてもないことをされてお返しは?と言われるのはおかしいと感じる人もいるだろう。

これはどちらもお互いに歩み寄っていないと私は思う。

まず、大切なことはお互いの価値観を示し合わせること。

イベントは重視するか?相手との連絡の頻度は?デートに何を求めるか?好きなもの嫌いなものは何か?

このような価値観がぴったりと合うことは恐らくほとんどありえないと思う。

例えそれが愛する人であったとしても。

よく、価値観が違うと付き合うとしんどいと言うが、それはさっき述べたような衝突が起こるからだ。

もちろん、好きな人と全部の価値観が合うのが1番だが、合わない部分もきっとでてくるはずだ。

そうなった時にお互いがどれだけ歩み寄れるかが愛なのだと思う。

チョコをあげたい女性はあげるだけで満足をし、もらった男性ばかり少なくとも感謝の気持ちや愛の言葉を述べるべきなのだ。

見返りを求めてしまうとそれはエゴになってしまうから。

相手に合わせた愛情表現や、行動をどれだけとれるか。

もちろん、無理をして合わせる必要はなく、自分の価値観を押し付けないということが大切なのである。

自分がして欲しいことを相手にして、それを相手からも求めるというのは1番理解ができない行動であるということだ。

もし、それをして欲しいのであれば、自分がするのではなく相手に伝える方がよっぽど確かで衝突が少なくなると私は思う。

私はこんなにしてるのにあなたはなんでしてくれないの?

僕はそれを求めてないからされても知らないじゃないか!

こんな会話を大切な人としたい人はいないだろう。

そのために、愛情表現や行動で表す前にまず対話をして、相手と自分の違いを理解する必要があるのだ。

愛は自分本位ではなく、常に相手があって成り立つものである。

自分本位の人を見ると、言い方は悪いが自分が相手を愛しているという事実を得るために都合よく相手を利用しているように思ってしまう。

本当に愛しているのであれば、分かり合えない部分があることを理解して、それも含めて一緒にいたいと思うものだ。

その中で、どれだけ相手に寄り添えるか。

お互いが歩み寄って心地良く感じる部分を2人で見つけて見て欲しい。


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